第10回 Hakuju ギター・フェスタ2015 VIVA!エスパーニャ2

2015年

①8月21日(金)

19:00開演(18:00開場) 第一夜 【チケット完売】

全席指定5,000円(税込)

②8月22日(土)

16:00開演(15:30開場) 旬のギタリストを聴く

全席自由1,000円(税込)

③8月22日(土)

18:30開演(18:00開場) 第二夜 【チケット完売】

全席指定5,000円(税込)

④8月23日(日)

15:00開演(14:30開場) フィナーレ 【チケット完売】

全席指定5,000円(税込)

第10回目を迎える<Hakujuギター・フェスタ2015>、今年のテーマは「スペイン」です。

一日目は、荘村清志・福田進一の個性溢れるソロと、目覚しい活躍ぶりをみせているフラメンコギターの沖仁鈴木一義Quintaによる共演をお聴きいただきます。初日の公演前には直木賞作家・逢坂剛を迎えてのプレトークも開催!二日目は、スペインからの特別ゲストとしてフランシスコ・ベルニエールが登場します。後半は今注目を集めているソプラノの小林沙羅と荘村の共演も聴き応えあり!
最終日は、意外にもこのギター・フェスタの本公演には初登場となる松尾俊介朴葵姫を迎え、10回目を飾るに相応しい豪華ラインナップでお届けいたします。荘村・福田のデュオによる、82歳を迎えるガルシア・アブリルの委嘱新曲の世界初演にも期待が高まります!
また、白寿生科学研究所1階のサロンでは、昨年大好評だった「ギター・マルシェ」の開催も決定。ギター関連のCD、楽譜、小物等の販売から、爪のお手入れワンポイントアドバイスコーナーなど、ギター・ファンが楽しめる空間にぜひお立ち寄りください。

[プログラム]

8月21日(金)19:00開演 第一夜

プレトーク開催! 18:15~ [ゲスト] 逢坂剛(直木賞作家)

荘村清志&福田進一 ソロ
[出演] 荘村清志、福田進一(ギター)

<荘村ソロ>

モレノ=トローバ:組曲「スペインの城」より 第1番トゥレガーノ、第6番トリーハ、
第12番セゴビアの城

アルベニス:グラナダ
マラッツ:スペイン・セレナーデ
ルイス=ピポ:歌と舞曲 第1番

<福田ソロ>
ロドリーゴ:古風なティエント
マネン:幻想ソナタ op.(A)22


沖仁のフラメンコ!
[出演] 沖仁、鈴木一義Quinta(フラメンコギター)

<沖仁ソロ>
ファルーカ
ブレリア

<沖仁&鈴木一義 Quintaデュオ>
タンゴ
クラシックメドレー


ギター・マルシェ 8月22日(土) 15:30~20:00
会場:1F 入場無料
CD、楽譜、ギター関連グッズ販売、ギター展示、爪のお手入れワンポイントアドバイスコーナーなど、
ギターファンが楽しめる空間へお立ち寄りください。

8月22日(土)16:00開演 旬のギタリストを聴く

藤元高輝リサイタル
[出演] 藤元高輝(ギター)

オアナ:月時計
アグアド:序奏とロンド op.2-2
ロドリーゴ:ソナタ・ジョコーサ
バカリッセ:パスピエ

8月22日(土)18:30開演 第二夜

フランシスコ・ベルニエール リサイタル
[出演] フランシスコ・ベルニエール、福田進一(ギター)

J.S.バッハ:シャコンヌ ニ短調 BWV.1004
ソル:モーツァルト「魔笛」の主題による変奏曲op.9
グラナドス:スペイン舞曲 第5番「アンダルーサ」
アルベニス:マジョルカ
アブリル:バデメクムより(抜粋)
ソル:幻想曲 op.54 bis ※ギター・デュオ


情熱のスペイン歌曲
[出演] 荘村清志(ギター)、小林沙羅(ソプラノ)

ロドリーゴ:4つの愛のマドリガル
ファリャ:7つのスペイン民謡
ドリーブ:カディスの娘たち

8月23日(日)15:00開演 フィナーレ

松尾俊介ソロ ~荘村清志&福田進一 アブリル新曲世界初演
[出演] 荘村清志、福田進一、松尾俊介、朴葵姫(ギター)

ホアキン・トゥリーナ:ソナタ ニ短調 op.61 (松尾ソロ)
ファジル・サイ:リキアの王女 (松尾&朴)
久石譲:Shaking Anxiety and Dreamy Globe (荘村&福田)
アントン・ガルシア・アブリル:ヒラルダへの賛歌 (荘村&福田) ※世界初演


朴葵姫ソロ~ギタリストの饗宴
[出演] 荘村清志、福田進一、松尾俊介、朴葵姫、フランシスコ・ベルニエール(ギター)

アルベニス:カタルーニャ奇想曲、アストゥリアス (朴ソロ)
グラナドス:オリエンタル (荘村&朴)
ファリャ:火祭りの踊り (福田&朴)
アルベニス:入江のざわめき (荘村&松尾)
オアナ:20世紀の無名氏 (福田&松尾)
ファリャ(藤井眞吾編):歌劇「はかなき人生」より間奏曲、スペイン舞曲第1番
(荘村・福田・松尾・朴・ベルニエール)

[プロフィール]

荘村清志(ギター) Kiyoshi Shomura, guitar

荘村清志は実力、人気ともに日本を代表するギター奏者として近年ますます充実した活動を展開している。2013年12月にはCD「アルハンブラの想い出」をリリース、自身のルーツであるスペイン音楽に光を当て名演を聴かせている。14年デビュー45周年を記念して東京にて大友直人指揮東京都交響楽団と協奏曲3曲を演奏したほか、各地にてリサイタルを行い好評を博した。08年ビルバオ交響楽団の定期演奏会に出演。《アランフェス協奏曲》を録音09年にCDをリリース、また同団との日本ツアーを行い好評を博した。07年にはNHK教育テレビ「趣味悠々」に講師として登場し、改めて日本ギター界の第一人者として強く印象づけた。9歳からギターを始める。1963年来日した巨匠ナルシソ・イエペスに認められ、翌年スペインに渡り師事。67年、68年にはヨーロッパ各地でリサイタルを行い、69年の日本デビュー・リサイタルで、「テクニック、音楽性ともに第一人者」との高い評価を得た。71年には北米各都市で28回にのぼる公演を開き、国際的評価を確実なものにする。74年にはNHK教育テレビ「ギターを弾こう」に講師として出演し、一躍日本全国にその名と実力が知られることになった。以後、リサイタルや、日本の主要オーケストラとの共演ほか、99年マルク・グローウェルス(フルート)、2001年グローウェルスと、インマ・ゴンザレス(カスタネット)との共演、04年女優の岸田今日子とのコラボレーションによる《ギターと朗読の庭》のツアーを行い、カステルヌオーヴォ=テデスコの「プラテーロとわたし」をメインにした内容が好評を博すなど、ギターの魅力をさまざまな形で伝えている。08年にはミラノ弦楽合奏団の日本ツアーにソリストとして参加、円熟した演奏を聴かせた。現代のギター作品を意欲的に取り上げるだけでなく、日本人作曲家に多数の作品を委嘱、初演するなど、ギターのレパートリー拡大にも大きく貢献している。特に武満徹には1974年に「フォリオス」、93年に「エキノクス」を委嘱、77年荘村のために編曲された「ギターのための12の歌」を初演・録音、96年には「森のなかで」を全曲初演している。2005年にはCD《郷愁のショーロ》をリリース、アコーディオンのシュテファン・フッソングをゲストに、猿谷紀郎の委嘱新曲と新アレンジを含む意欲的なアルバムで、東京や大阪で記念コンサートも開催された。レコーディングも積極的に行ない数々のCDを発売して高い評価を得ている。現在、東京音楽大学客員教授。


(C)得能通弘 CHROME

福田進一(ギター) Shin-ichi Fukuda, guitar

1955年大阪船場に生まれる。12歳より故 斎藤達也(1942-2006)に師事。77年に渡仏し、アルベルト・ポンセ、オスカー・ギリアという両名教授に師事した後、81年パリ国際ギターコンクールでグランプリ優勝、さらに内外で輝かしい賞歴を重ねた。以後30年、ソロ・リサイタル、主要オーケストラとの協演、E.フェルナンデスとのデュオをはじめとする超一流ソリストとの共演など、世界を舞台に意欲的な活動を続けている。キューバの巨匠レオ・ブローウェルから協奏曲「コンチェルト・ダ・レクイエム」を献呈され、2008年コブレンツ国際ギターフェスティバルにてライン州立響と世界初演、引き続き作曲家自身の指揮によりコルドバ管弦楽団(スペイン)と再演。11年10月には、ブラジルのサンパウロで開催された第3回国際ブローウェル・フェスティバルでサンパウロ交響楽団と南米初演し大成功を収める。さらに同フェスティバル中には、E.フェルナンデスとの共演により、ブローウェルの新作、2つのギターのための「旅人たちのソナタ」世界初演し圧倒的成功を収めた。12年5月には、20回を迎えたドイツ・コブレンツ国際ギターフェスティバルのメインゲストとして、バルエコ、ラッセル、ピエッリ、フィスクらと共に「現代のマエストロ」として招かれた。教育活動にも力を注ぎ、その門下から鈴木大介、村治佳織、大萩康司といったギター界の実力派スターたちを輩出。それに続く話題の名手たち、益田正洋や朴葵姫らにも強い影響を与えている。ディスコグラフィーはすでに70枚を超え、スペイン音楽第2集「セビリア風幻想曲」が、平成15年度第58回文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞。代表作は「福田進一 アランフェス協奏曲」(共演:飯森範親指揮ヴュルテンベルグ・フィルハーモニー管弦楽団/日本コロムビア)、「オダリスクの踊り」、「エチュード・ブリランテ」等。11年よりバッハ作品集のリリースを開始し、現在までに「シャコンヌ」、「主よ人の望みの喜びよ」、「G線上のアリア」(マイスターミュージック)をリリース。14年にはナクソスレコードより「武満徹作品集」がワールドワイドでリリースされた。平成19年度、日本の優れた音楽文化を世界に紹介した功績により、外務大臣表彰を受賞。平成23年度 第62回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。上海音楽院、大阪音楽大学客員教授。東京国際及びアレッサンドリア国際ギターコンクール審査員。

沖仁(フラメンコギター) Jin Oki, flamenco guitar

1974年生まれ。14歳より独学でエレキギターを始める。高校卒業後、カナダで一年間クラシック・ギターを学ぶ。その後、スペインと日本を往復し20代を過ごす。一時帰国中の97年、日本フラメンコ協会主催新人公演において奨励賞を受賞する。2000年5月帰国。06年、3rdソロアルバム「ナシミエント~誕生~」でメジャーデビュー。同年12月には、NHK「トップランナー」に出演。07年4月~NHK大河ドラマ「風林火山」紀行テーマ曲を担当。10年7月、スペイン三大フラメンコギターコンクールのひとつ「第5回ムルシア"ニーニョ・リカルド"フラメンコギター国際コンクール」国際部門で優勝。日本人として初の快挙を成し遂げた。同年9月にはデビュー10周年ベストアルバム「MI CAMINO~10年の奇跡~」をリリース。同月、コンクールに挑む様子を密着取材したTBS系「情熱大陸」がオンエアされ、大きな反響を呼ぶ。現在は東京を拠点にし、ソロ活動を中心に、国内外のアーティストとの共演、プロデュース、楽曲提供等を精力的に行っている。13年9月には、各界のトップ・アーティストを迎え、ジャンルを超えた音の対話を繰り広げるコラボ・アルバム「Dialogo[ディアロゴ]~音の対話~」をリリース。14年11月19日にはライブDVD Dialogo[ディアロゴ]~Live at Orchard Hall~をリリース。

鈴木一義Quinta(フラメンコギター) Kinta Kazuyoshi Suzuki, flamenco guitar

13歳よりクラシック・ギターを始める。音大ではJAZZギターを専攻したが、その後セヴィリア(スペイン)に留学。現地の著名なフラメンコダンサーのクラスで伴奏の研鑽を積む。ポルトガル公演、スペイン各地でのショー、コンクール、ワークショップ等、現地にてプロとしての活動を始める。日本に帰国後、ベニートデガルシアが主催すメサレドンダに参加し、様々なライブ、公演などで舞踊の為の楽曲を作曲し、自ら伴奏も務める。毎年来日するスペイン人アーティストの公演、ワークショップ等に呼ばれ、アーティストからの信頼も厚い。最近では、フラメンコギタリストの沖仁氏、ピアニストの豊田裕子氏のライブのサポートも務める。松武秀樹氏よる「松武塾」でシンセのマニュピレーションを学ぶ。ローランドでは平賀宏之氏に師事し、コンピュータ・ミュージック科講師認定を取得。

フランシスコ・ベルニエール(ギター) Francisco Bernier, guitar

スペイン出身。セヴィリア高等音楽院でファン・カルロス・リベラ、セラフィン・アリアサにギターを学び、1994年フランスに移る。パリのエコール・ノルマル音楽学校でアルベルト・ポンセに師事、満場一致の優秀な成績で演奏家ディプロマを得た。98-2002年、ドイツのケルン音楽大学やカナダ・ケベック大学、パリ国立高等音楽院で研鑽を積み、ローラン・ディアンス、レオ・ブローウェル、オスカー・ギリアといった名手の指導を受ける。1996年、イタリアのミケーレ・ピッタルーガ国際コンクール優勝をはじめ、20ものギターコンクールで優秀な成績を収める。サル・コルトーやモガドール劇場などパリの名門はじめ、セヴィリアのトゥリーナ・オーディトリアム、サンクト・ペテルブルクのエルミタージュ美術館など約40カ国の舞台で演奏。放送への出演・録音も多い。現代作品演奏にも積極的で自国のホセ・マヌエル・ロペス=ロペス、ルイス・デ・パブロといった自国の作曲家との協働が多い。日本の関谷尚美の「2台のギターと管弦楽のための協奏曲」をケント・ナガノ指揮バークレー響で世界初演。セヴィリア王立音楽院で教鞭を執る。セヴィリア・ギターフェスティヴァルを創設し現在、芸術監督。


(C)Luis Castilla

小林沙羅(ソプラノ) Sara Kobayashi, soprano

東京芸術大学卒業。同大学院修士課程修了。2010年度野村財団奨学生、11年度文化庁新進芸術家在外研修員。14年度ロームミュージックファンデーション奨学生。ウィーン在住。06年に『バスティアンとバスティエンヌ』バスティエンヌでデビュー後、東京芸術劇場シアターオペラシリーズに度々出演、日生劇場09、13年『ヘンゼルとグレーテル』グレーテル、兵庫県立芸術文化センター11年『こうもり』アデーレなどにも出演。千住明・松本隆の『隅田川』狂女、三枝成彰『KAMIKAZE』愛子など、多くの新作オペラ初演を務める。12年ソフィア国立歌劇場『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ役で欧州デビュー、同歌劇場『愛の妙薬』プレミエ公演にアディーナ役で出演、ウィーン楽友協会にてベートーヴェン第九のソリストとして出演など海外へも活動の幅を広げている。14年3月に日本コロムビアよりデビューCDアルバム「花のしらべ」をリリース。10月には14-15新国立劇場シーズンオープニング公演新制作「パルジファル」花の乙女役に出演、12月にはびわ湖ホールジルベスター・コンサートで『こうもり』のハイライト版(コンサート形式)で、アデーレ役を熱演。


(C)Nippon Columbia

松尾俊介(ギター) Shunsuke Matsuo, guitar

1979年京都市に生まれる。10代より東京国際ギターコンクール、日本ギターコンクールなど、数々のコンクールに受賞歴を持ち、1999年フランスに渡る。2003年パリ国立高等音楽院ギター科を審査員満場一致の首席で卒業。04年には、同音楽院室内楽科を卒業、アントニー国際ギターコンクール(フランス)にて第3位入賞し、5年間のフランス留学を終えて日本に帰国する。05年、庄内国際ギターフェスティバルにて第1位オスカー・ギリア賞を受賞。古楽と現代音楽に焦点を当てたファーストアルバム「ヴァリエ1」をリリース、11月にはトッパンホールにてデビューリサイタルを開催。その後、Hakujuギター・フェスタ、NHK-FM名曲リサイタル、ベオグラード国際ギターアートフェスティバル(セルビア)、サラエボの冬(ボスニア・ヘルツェゴビナ)、ヨンジュ国際ギターフェスティバル(韓国)、東京オペラシティB→C等に出演、ソロのみならず室内楽、オーケストラとの共演や新作の初演など、国内外での多彩な演奏活動を展開。平成24年度・25年度地域創造登録アーティスト。これまでにギターを渡部延男、福田進一、アルベルト・ポンセ、キャレル・アルムス、オリヴィエ・シャッサンの各氏に、古楽をエリック・ベロック氏に、室内楽をラスロ・ハダディ、上田晴子の各氏に師事。08年、この年没後60年を迎えたメキシコの作曲家マヌエル・ポンセ作品集「Varie4/Ponce Guitar Works」を、また13年には、自身がすべての編曲を手がけたバッハ作品集「ギターが奏でるバッハの世界」をベルウッドレコードよりリリース、ともにレコード芸術誌にて特選盤に選ばれる。

朴葵姫(ギター) Kyuhee Park, guitar

1985年韓国生まれ。日本と韓国で育つ。3歳で横浜にてギターをはじめ、これまでに荘村清志、福田進一、A.ピエッリ各氏に師事。東京音楽大学を経て、現在ウィーン国立音楽大学で研鑽を積んでいる。2005年小澤征爾指揮によるオペラ公演に参加。07年ハインツベルグ国際ギターコンクール第1位及び聴衆賞、08年コブレンツ国際ギターコンクール第2位(1位なし)、ベルギー“ギターの春2008”第1位(コンクール史上アジア人そして女性として初めて)、リヒテンシュタイン国際ギターコンクール第1位、09年アレッサンドリア国際ギターコンクール第2位及び特別賞(ヤングアーティスト賞)、12年アルハンブラ国際ギターコンクール第1位&聴衆賞、14年ポーランドのJan Edmund Jurkowski記念ギターコンクール2014優勝。他多くの主要国際ギターコンクールで優勝・受賞。京都市交響楽団、広島交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、名古屋フィルハーモニ―交響楽団との共演を経て、15年度には東京都交響楽団、読売日本交響楽団との共演がきまっている。録音は「スエニョ~夢」、「ソナタ・ノアール」(フォンテック)、「スペインの旅」「最後のトレモロ」、14年9月「サウダーヂ-ブラジルギター作品集-」(日本コロムビア)リリース。いずれも異例のヒットとなり、レコード芸術誌特選盤となる。NHKでのリサイタル放送が話題となるなど、今後の活躍が期待される、今注目のギター界の新星。12年カーネギーホール(ワイルホール)での米国デビューを果たし、世界的にも注目を集める。会場中を惹きつける音楽性と、とりわけ美しいトレモロ奏法の技術の高さは各地で絶賛されている。
CD「サウダーヂ」特設ページ:http://columbia.jp/kyuhee/index.html
Facebookページ:http://www.facebook.com/kyuheeparkguitar

藤元高輝(ギター) Koki Fujimoto, guitar

1992年東京都北区生まれ。3歳より父からギターを習い、7歳より村治昇氏に師事、現在新井伴典氏に師事。同時に国内外のギタリストのマスタークラスを多数受講。東京音楽大学にて荘村清志氏、江間常夫氏に師事。他に作曲を塩崎美幸氏、植田彰氏、伊左治直氏に師事。2003年ジュニアギターコンクール最優秀賞、04年GLC学生ギターコンクール1位、クラシカルギターコンクール1位、名古屋ギターコンクール1位、06年日本ギターコンクールオヌール部門ソロの部1位読売賞、08年ヴァイカースハイム国際ギターコンクール(ドイツ)1位、スペインギター音楽コンクール1位、09年ハインズベルグ国際ギターコンクール(ドイツ)2位、09年コブレンツ国際ギターコンクール(ドイツ)3位、10年アジア国際ギターコンクール1位(タイ)、11年東京国際ギターコンクール1位。

アントン・ガルシア・アブリル(作曲) Antón García Abril, composer

1933年スペインのテルエル生まれ。最も著名で演奏される機会の多いスペイン人作曲家である。マドリードの王立音楽院で作曲家として教鞭を執り、長きに渡り作曲科主任教授の職も務めた。オペラ、バレエ、カンタータ、管弦楽作品、室内楽、協奏曲、ピアノ、ギター、チェロ、ヴァイオリン、フルートなど作品を数多く残している。また著名詩人の詩による100篇以上の歌曲も生み出し、演劇、映画、テレビのための多くの音楽も手がけて大成功を収めている。スペイン国家音楽賞、ゲレーロ財団音楽賞、「トマス・ルイス・デ・ビクトリア」ラテンアメリカの音楽賞、賢王アルフォンソ10世大十字章、芸術功労金賞を受賞。マドリード王立サンフェルナンド芸術アカデミー会員、アルカラ・デ・エナーレス大学芸術大学委員会の名誉会員、マドリードのコンプルテンセ大学名誉博士、キューバのハバナ芸術大学名誉博士。委嘱に応じての作品提供、講演やマスタークラスにも力を注いでいる。


(C)Ignacio Evangelista

逢坂剛(作家) Go Osaka, author

1943年、東京生まれ。66年、中央大学法学部卒業後、博報堂に入社。80年にオール讀物推理小説新人賞受賞。87年、「カディスの赤い星」で直木賞受賞、同じく日本推理作家協会賞受賞。2014年、日本ミステリー文学大賞受賞。15年、「平蔵狩り」で吉川英治文学賞受賞。01年に日本推理作家協会理事長に就任。山本周五郎賞・江戸川乱歩賞・日本推理作家協会賞・大藪春彦賞等の選考委員を歴任。また朝日・読売・毎日各紙の書評委員も務める。主な著作に「百舌の叫ぶ夜(百舌シリーズ)」、「カディスの赤い星」、「斜影はるかな国」、「燃える地の果てに」「イベリアの雷鳴(イベリア・シリーズ)」「禿鷹の夜(禿鷹シリーズ)」「近藤重蔵シリーズ」「長谷川平蔵シリーズ」がある。


(C)武田光司

後援:公益社団法人日本ギター連盟 / スペイン大使館 Embajada de EspañaEmbajada de España en Japón + Cooperación Española
協力:株式会社現代ギター社 / 株式会社S.I.E. / 日本コロムビア株式会社

オンライン予約

Hakuju Hallチケットセンター 電話:03-5478-8700

DM会員先行発売 4月25日(土)~
一般発売 5月9日(土)~

【ギター・フェスタ プロデューサーからのメッセージ】

白寿ホール主催のギター・フェスタも、今年で10年目を迎えます。

思えば福田進一さんが私に声をかけて下さり、一緒にジョイントコンサートを行ったのが切っ掛けになりました。素晴らしい響き、ホールの大きさ、共にギターという楽器のために作られたようなホールという事で意見が一致して、ギター・フェスタが誕生しました。
毎年テーマを決めて行ってきましたが、今年はギターが生まれた国・スペインがテーマです。

ゲストには、今やフラメンコでは日本を代表するギタリストになられた沖仁さん、スペインの中堅ギタリストの代表者・ベルニエールさん、日本の中堅ギタリストを代表する松尾俊介さん、人気急上昇中の若手ギタリスト朴葵姫さんとソプラノ歌手の小林沙羅さん、新人のコーナーでは日本のギター界の星、藤元高輝さんを迎えます。

そして毎年恒例の委嘱作品は、メロディメーカーとして長年活躍しているスペインの作曲家、ガルシア・アブリルさんという盛り沢山な企画で、3日間共に是非聴いていただきたいです。

最後になりましたが、10年間ギター・フェスタを支え続けてくださった白寿ホールさんに心よりお礼を申し上げると共に、今後共よろしくお願いいたします。

荘村清志

白寿ホールを舞台にして、ギターのためのフェスティバルが出来ないだろうか?
荘村清志さんとこのホールで初めて共演させていただいた時に突然閃いたのは、それは当時ホール企画で成功していたカザルスホールでのヴィオラ・スペースと同様の、ギター・スペース構想でした。

そうして誕生した「Hakuju ギター・フェスタ」も早くも10周年、月日はあっという間に過ぎましたが、この間にいくつものテーマをこなし、多くのレパートリーを開拓することが出来ました。それもひとえに白寿生科学研究所の原社長のご理解、ホールのスタッフの皆様のご協力の賜物、そして、最高のパートナーである荘村清志さんの熱意あるサポートのおかげと深く感謝しています。

今年は10周年という事もあり、ギター音楽の原点であるスペインを再びテーマに取り上げました。特にスペインの大作曲家アントン・ガルシア・アブリルへの委嘱作品「ヒラルダへの賛歌」を初演出来るのは大きな喜びです。

白寿ホールの素晴らしい音響特性は、ギターの繊細なハーモニックスから激しい掻き鳴らしまで、全ての音を隅から隅まで聴衆に届けてくれる楽器としての鳴りの良さにあります。我々、ギタリストの夢をリアライズしてくれる理想のホール=マジック・ボックスとして、これからも意欲的な発表の場にしていきたいと思っています。

福田進一