望月哲也 シューベルト三大歌曲シリーズ
vol.2 「美しき水車小屋の娘」

テノールとギターで辿る<歌曲の王>シューベルトの最高傑作

2018年4月7日(土)

17:00開演(16:30開場) ※休憩なし

全席指定5,000円(税込)

最高のリリックテナー・望月哲也がギタリストと織りなすシリーズ「シューベルト三大歌曲」。第2回目は今最も人気と実力を誇るギター界のミューズ・朴葵姫との共演で「美しき水車小屋の娘」(全曲)をお贈りします。ギタリスト・福田進一との第1回「冬の旅」で、ドイツ・リートの歌い手としての高い評判をさらに堅固なものとした望月哲也。今回ゲストとして迎えるギタリスト・朴葵姫は、2009年「Hakuju ギター・フェスタ」の「旬のギタリストを聴く」に出演して以来、人気と実力を兼ね備えたギタリストとしての大活躍は周知の通り。可憐な手から紡ぎ出される美しいトレモロ、堅牢なテクニックは、まさに「美しき水車小屋の娘」の世界を構築するのに最適な人選といえるでしょう。日本の声楽界を牽引する存在感を持つ“美声のテノール”望月が挑む「シューベルト三大歌曲演奏」、今回もギタリストとの名演にご期待ください!

[出演]

望月哲也(テノール)
朴葵姫(ギター)

[プログラム]

シューベルト:歌曲集「美しき水車小屋の娘」 D.795 全曲

[これまでの公演]

2017年2月18日(土) 歌曲集「冬の旅」 D.911
共演:福田進一(ギター)

[今後の予定]

2019年春 歌曲集「白鳥の歌」 D.957、他

[プロフィール]

望月哲也(テノール) Tetsuya Mochizuki, tenor

東京都出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学大学院音楽科修士課程オペラ科修了。学部在学中に安宅賞、松田トシ賞を受賞。同声会主催の「卒業生演奏会」及び、藝大定期「新卒業生紹介演奏会」に出演。大学院在学中にNTTドコモより奨学金を授与。二期会オペラスタジオ第43期マスタークラス修了。修了時に最優秀賞、及び川崎静子賞を受賞。平成19年度文化庁新進芸術家海外留学制度研修員。2009年6月までウィーン国立音楽大学研究課程リート・オラトリオ科に在籍し研鑽を積んだ。東京文化会館新進演奏家オーディション合格。デビューコンサートに出演。第35回日伊声楽コンコルソ第3位入賞。第11回奏楽堂日本歌曲コンクール第2位入賞。第70回日本音楽コンクール第2位入賞(オペラ・アリア部門)。「魔笛」「ドン・ジョヴァンニ」「コジ・ファン・トゥッテ」「椿姫」「愛の妙薬」「セヴィリアの理髪師」「こうもり」などのオペラ・オペレッタに出演。「ポッペアの戴冠」「ディドとエネアス」「エウリディーチェ」などのバロックオペラから「ナクソス島のアリアドネ」「サロメ」「エジプトのヘレナ」(日本初演)、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」などのドイツオペラなど、多くのオペラ作品に出演し、いずれも高評を得る。06年4月、二期会とハンブルグ州立歌劇場との共同制作によるモーツァルト「皇帝ティトの慈悲」表題役(演出:P.コンヴィチュニー、指揮:H.スダーン)における歌唱・演技は新聞・雑誌等で高い評価を得た。また「幻想のルチア」(ドニゼッティ作曲「ランメルモールのルチア」ハイライト上演)に参加し、新たなレパートリーにも取り組んだ。08年3月、ポーランド・レグニツァ市立劇場にて「魔笛」タミーノでヨーロッパデビュー。同年8月、オーストリア・シュタイアー音楽祭「蝶々夫人」ゴローで出演。09年11月、東京二期会「カプリッチョ」R.シュトラウス作曲)に若き音楽家フラマン、10年3月、びわ湖ホール・神奈川県民ホール「ラ・ボエーム」ロドルフォなど絶賛を博している。同年10月、新国立劇場「アラベッラ」(新制作)エレメル伯爵、12月「トリスタンとイゾルデ」(新制作・大野和士指揮)牧童など注目の公演への出演、その後も「サロメ」ナラボート、「さまよえるオランダ人」舵手、「ピーター・グライムス」ホレース・アダムス等で公演成功への一端を担った。11年11月には二期会「ドン・ジョヴァンニ」ドン・オッターヴィオに出演。13年1月、新国立劇場「タンホイザー」ヴァルター、4月「魔笛」タミーノ、6月「夜叉ケ池」(世界初演)晃を好演。13年9月、神奈川とびわ湖でワーグナー「ワルキューレ」ジークムントに出演など目下絶好調の活躍を続けている。11月東京フィル「トリスタンとイゾルテ」演奏会形式、14年4月、新国立劇場「ヴォツェック」に出演。5月には新国立劇場「アラベッラ」エレメル伯爵にも出演。NHKニューイヤー・オペラコンサートなどにも連続して出演。18年3月びわ湖「ワルキューレ」に出演予定。宗教曲の分野でも評価は高く、バッハ「マタイ受難曲」「ヨハネ受難曲」「クリスマス・オラトリオ」のエヴァンゲリスト、ヘンデル「メサイア」、モーツァルトやヴェルディなどの「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」、メンデルスゾーン「エリア」「パウロ」「讃歌」など、そのレパートリーは30作品以上にもわたり、日本国内の多くのオーケストラ、著名な指揮者(W.サヴァリッシュ、V.アシュケナージ、H.J.ロッチュ、G.ベルティーニ、D.オーレン、C.ミョンフン、小澤征爾など)と共演し、いずれも高い評価を得ている。00年にはドイツの4都市、アメリカ・ハワイにて、バッハ「ロ短調ミサ」のソリストとして招聘された他、06年、オーストリア・ザルツブルグの大聖堂にて、モーツァルト「ハ短調ミサ」のソリストとして招聘された。06年2月、津田ホールの委嘱作品 演劇的組歌曲「悲歌集」を世界初演、続く再演でも高評を得た。08年ウィーン楽友協会での「第九」演奏会に出演。王子ホール‘Wanderer (さすらい人、旅人)’リサイタルシリーズも好評を博している。また13年3月23日、シェーンベルクの大作「グレの歌」世界初演100年目の記念公演にソリストとして出演。13年12月N響「第九」に出演。CDは「Il mio tesoro」、「Amarilli」に続き、11年7月25日、第三弾「ひそやかな誘い~R.シュトラウス歌曲集」をリリース(マイスター・ミュージック)。海外ではArrigo Pola, Ernst Haefliger, Maksimilijan Cencic, Mimi Freissler, Walter Moore各氏に師事。12年には豊麗な美声で注目の男声オペラユニット“IL DEVU”も話題沸騰、各地でコンサート活動を繰り広げている。また、17年2月からは、ハクジュホールにおいて、望月がギタリストと織りなす新シリーズシューベルトの三大歌曲集「冬の旅」「美しき水車小屋の娘」「白鳥の歌」がスタート。二期会会員。


(C)北山宏一

朴葵姫(ギター) Kyuhee Park, guitar

1985年韓国仁川生まれ。3歳の時、横浜にてギターを始め、幼少の頃から数々のギターコンクールで入賞。2004年東京音楽大学に入学、05年同年小澤征爾指揮によるオペラ公演に参加。06年9月よりオーストリア・ウィーン国立音楽大学に留学。14年首席で卒業。16年アリカンテクラシックギターマスターコースを首席で卒業。これまでに、荘村清志、福田進一、アルヴァロ・ピエッリの各氏に師事。05年韓国ギター音楽コンクール優勝、07年ドイツ・ハインツベルグ国際ギターコンクール第1位及び聴衆賞、08年ドイツ・コブレンツ国際ギターコンクール第2位(1位該当者なし)、ベルギー“ギターの春 2008”コンクール第1位(コンクール史上アジア人及び女性として初めて)、リヒテンシュタイン国際ギター・コンクール第1位、09年イタリア・アレッサンドリア国際ギターコンクール第2位及び特別賞(ヤングアーティスト賞)、スペイン・ルイス・ミラン国際ギターコンクール第1位、10年バリオス国際ギターコンクール第1位、12年アルハンブラ国際ギターコンクール第1位及び聴衆賞、14年ポーランドのJan Edmund Jurkowski記念ギターコンクール2014優勝など主要ギター・コンクールでの優勝・受賞が続く。12年カーネギーホール(ワイルホール)での米国デビューを果たし、国内外のギターフェスティバルへ招かれるなど世界的にも注目を集める。東京都交響楽団、読売日本交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、名古屋フィルハーモニ―交響楽団、京都市交響楽団、広島交響楽団、兵庫芸術文化センター管弦楽団、との共演を経て、2016年度には、NHK交響楽団と共演。NHK「クラシック倶楽部」(BSプレミアム)及びFMでリサイタルが放送されるなど、ギター界の次代を担う新星として注目と期待を集めている。現在、ヨーロッパ、日本、韓国などで演奏活動を行っており、会場中を惹きつける音楽性と、とりわけ美しいトレモロ奏法の技術の高さは各地で絶賛されている。録音は、10年「Sueno スエーニョ~夢」、12年「Sonata Noir」(共にフォンテック)、12年「スペインの旅」、13年「最後のトレモロ」、14年9月「サウダーヂ-ブラジルギター作品集-」(日本コロムビア)をリリース。いずれもクラシックギター界異例のヒットとなり、レコード芸術特選盤となっている。15年「FAVORITE SELECTION」をリリース。18年2月新CDリリース予定。
CD特設ページ:http://columbia.jp/kyuhee/index.html
Facebookページ:http://www.facebook.com/kyuheeparkguitar


(C)Toshiya Suda

後援:フランツ・シューベルト・ソサエティ

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11月25日(土)~

2017年2月に始まりました、シューベルト三大歌曲シリーズ。今回、第2回目は「美しき水車小屋の娘」を取り上げます。
正直に申します。私はこの曲が大好きでして。若い頃からフリッツ・ヴンダーリヒの録音をよく聴き、この曲を歌うことをひとつの目標として、日々の勉強を続けて来たと言っても過言ではありません。
今回は現在、国内、国外問わず大活躍されている女性ギタリスト、朴葵姫さんにご協力いただき、この歌曲集の世界を繰り広げて参りたいと思います。
水車小屋の娘に恋い焦がれる若者。その若者の心情、そして絶望していく様を、Hakuju Hallの豊かな響きの中で、ドラマティックに伝えることが出来たら、と思っております。
どうぞご期待下さい。

望月 哲也