曽根 麻矢子 プロデュース
チェンバロの庭 vol.1 <パリの庭>

チェンバロの貴婦人とコンサートソムリエのバロック・サロン

2017年3月22日(水)

19:00開演(18:30開場)

全席指定4,500円(税込)

チェンバリスト・曽根麻矢子と、現代の名工デヴィット・レイが製作した曽根所蔵のフランス式2段鍵盤チェンバロによる、チェンバロ(クラヴサン)の魅力を堪能できる新シリーズ(全3回)。
このチェンバロには美しい装飾画が施されています。いにしえのフランス貴族が庭園で戯れる様子は、優雅で愉しみにあふれる情景。本コンサートではお客様にそんな心地よさと感動を味わっていただこうと考えます。作品やその背景、演奏者の思いを感じながら楽しんでもらうコンサート、それが「チェンバロの庭」シリーズです。
曽根の演奏と楽器の音色を「広く、深く、興味深く、面白く」感じていただき、またナビゲーターには朝岡聡を迎えます。チェンバロ独奏に理想的な響きを持つハクジュホールで、他にはない特別感をご堪能ください。

[出演]

曽根麻矢子(チェンバロ)
朝岡聡(ナビゲーター)

[プログラム]

ダングルベール:クラヴサン曲集より
F.クープラン:クラヴサン曲集 第1巻 第2オルドルより

シャロレ風
ガルニエ
幸せな思い

アーデル:組曲 ニ短調
フォルクレ:クラヴサン曲集より
バルバットル:クラヴサン曲集より
デュフリ:クラヴサン曲集より“ロンド”

[プロフィール]

曽根麻矢子(チェンバロ) Mayako Sone, cembalo

東京生まれ。桐朋学園大学附属「子供のための音楽教室」を経て、桐朋学園大学附属高校ピアノ科卒業。ピアノを寺西昭子、チェンバロを鍋島元子の各氏に師事。高校在学中にチェンバロと出会い1983年より通奏低音奏者としての活動を開始。86年ブルージュ国際チェンバロ・コンクールに入賞。その後、渡欧を重ねて同コンクールの審査員であった故スコット・ロスに指導を受け、90年より正式にパリに拠点を移す。故スコット・ロスの夭逝後、エラート・レーベル(フランス)の名プロデューサー、ミシェル・ガルサンにスコット・ロスの衣鉢を継ぐ奏者と認められ、91年にはエラート・レーベル初の日本人アーティストとしてCDデビューを果たす。92年以降、イスラエル室内オーケストラの専属チェンバロ奏者としての演奏旅行、フランス、イタリア等のフェスティバル参加など国際的に活躍している。また、サンチャゴ・サンペレ(現代舞踊家)とのコラボレーションをパリと東京で開催し、その意欲的内容が好評を博した。2006年にはラジオ・フランス(フランス国営放送)で3時間に及ぶ曽根の特集が組まれている。日本国内でもリサイタル、室内楽と積極的に活動し、その活動は常に注目を集めている。さらに、音楽活動とともにテレビ、ラジオへの出演、雑誌「DIME」でのエッセイ連載、「いきなりパリジェンヌ」(小学館刊)の刊行など多才ぶりを見せている。録音活動も活発に行い、デビューCD「J.S.バッハ:イギリス組曲」リリース以後、「J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲」、「情熱のファンダンゴ」、「シネマ・チェンバロ」、「ジュ・レーム」、「J.S.バッハ:フランス組曲」、「J.S.バッハ:トッカータ」、「ラティーナ」、「シャコンヌ」と定期的にCDをリリースし続けている。とりわけ、「情熱のファンダンゴ」は、故スコット・ロスの偉業「スカルラッティ:ソナタ大全集」の遺志を継ぐ追加録音として大きな話題を集めた。03年より09年まで東京・浜離宮朝日ホールにて、6年間計12回にわたるJ.S.バッハ連続演奏会を行い、並行して「イギリス組曲」、「フランス組曲」の各全曲盤と「イタリア協奏曲、フランス風序曲」、「平均律クラヴィーア曲集第1巻」(第20回ミュージック・ペンクラブ音楽賞オーディオ部門最優秀録音賞受賞)をエイベックス・クラシックスよりリリース。10年から14年まで東京・上野学園エオリアンホールにて、全12回のクープランとラモーのチェンバロ作品の全曲演奏会を行い、好評を博した。現在、演奏活動の傍ら、鬼才スキップ・センぺの元で研鑚を積んでいる。96年「第6回出光音楽賞」をチェンバロ奏者として初めて受賞。97年飛騨古川音楽大賞奨励賞を受賞。11年よりスタートした「チェンバロ・フェスティバルin東京」音楽監督。上野学園大学特任教授。


(C)Shunichi Atsumi

朝岡聡(ナビゲーター) Satoshi Asaoka, navigator

横浜市生まれ。慶應義塾大学卒業後、テレビ朝日にアナウンサーとして入社。各種スポーツ中継や「ニュースステーション」初代スポーツキャスターとして活躍。フリーとなってからはテレビ・ラジオ・CM出演のほか、クラシックやオペラ・コンサートの司会や企画構成にもコンサート・ソムリエとしてフィールドを広げている。ソリストや指揮者と繰り広げるステージ上の会話や、興味深い内容を軽妙なトークで展開する独自の世界は、新しい芸術ファンのすそ野を広げる司会者として注目と信頼を集めている。特にオペラに関してはコンサート司会以外にも早稲田大学エクステンションセンター「オペラに行こう」の講座や、サントリーホールオペラアカデミー公演および藤原歌劇団公演でのナビゲーターなどで名場面や有名アリアを生き生きと物語るトークが大好評。バロック・モーツァルト、ベルカントオペラには特別な情熱を持ち、毎年オペラ取材のためヨーロッパの歌劇場に通う愛好家でもある。雑誌掲載の旅企画でオペラをテーマにした現地取材ものも多数。著書「いくぞ!オペラな街」(小学館2011)は、ミラノ・ウィーン・パリなどを取材し、写真とエッセイでつづったヨーロッパのオペラ旅の魅力満載の本として好評発売中。

オンライン予約

Hakuju Hallチケットセンター 電話:03-5478-8700

10:00~18:00
火~土(祝日・休館日を除く)

【DM会員先行発売】
11月19日(土)~11月25日(金)
※日・月・祝日 休み
【一般発売】
11月26日(土)~

メッセージ

白様(写真のチェンバロの愛称)が日本デビューを飾った思い出の白寿ホール。なるほど、白で繋がっていたのですね…
冗談はさておき、この絵を見てください。この楽器が室内で演奏されるものなのに、すべてのモチーフが外に向かっています。お庭を連想させませんか?
皆様、チェンバロのお庭へようこそ!という気持ちでこのシリーズは始まります。

パリにはいくつもの庭園があります。パーク(公園)ではなく、ジャルダン(庭園)なのです。
この2つの違いは何でしょうか?
公園よりもお庭の方がどことなく親密度を感じさせます。
会話を楽しみ、美味しいお酒やお茶を楽しみ、粋な音楽を楽しむ。その様な時代に欠かせない存在であったクラヴサン。
第1回目はパリのお庭。私はパリの貴族にお招きされたクラヴサン奏者として白寿ホールの舞台に登場させていただきます。パリ時代の思い出なども少しお話しできそうです。朝岡聡さんのナビゲートにより、このシリーズでは皆様をバロック時代のパリのお庭に、より簡単にお導きすることができそうです。

曽根 麻矢子