N響チェンバー・ソロイスツ
第2回 日本初演! マーラー 交響曲 第10番 室内オーケストラ版

Japan premiere! Mahler's 10th Symphony

2020年10月24日(土)

18:00開演(17:30開場) 【公演中止】

全席指定5,500円(税込)

【延期公演】

2021年11月30日(火)

19:00開演(18:30開場)

マーラー最後の交響曲 室内オーケストラ版日本初演

6年後の2026年に創立100周年を迎えるNHK交響楽団。その気鋭メンバーをHakuju Hallに集めて2020年6月23日にスタートする新しい室内楽シリーズ企画「N響チェンバー・ソロイスツ」。その第2回となる今回は、マーラー最後の交響曲となった未完の第10番を室内オーケストラ用に補筆完成した版を日本初演します。
マーラーが1911年にこの世を去ったとき、交響曲第10番はまだ作曲の半ばで、構想された全5楽章のうち第1楽章、第2楽章はオーケストレーションが施されていたものの、第3楽章のオーケストレーションは途中まで、その他の部分はピアノスコアやスケッチの状態で残されてしまいました。1960年のマーラー生誕100周年を機に、イギリスのクックが全5楽章の管弦楽総譜の補筆完成と実演での紹介とに挑んだのを皮切りに、多くの大管弦楽版の楽譜が発表され、この曲はオーケストラのレパートリーとして、日本でも演奏会やCDなどで親しまれるようになっています。
今回演奏する室内オーケストラ版は、マルタ出身の音楽学者・指揮者のカステレッティが編曲し、2012年にカステレッティ自身の指揮で世界初演されたものです。マーラーの交響曲の室内楽的な編曲には、彼に私淑していた作曲家シェーンベルクが、第一次大戦後のウィーンで企画した室内楽演奏会シリーズ「私的演奏協会」で、マーラーの交響曲第4番や「大地の歌」を室内楽版で取り上げた例があります。カステレッティの編曲はこの先例に範を取ったものです。マーラー自身の管弦楽作品がもつ色彩感豊かなオーケストレーションの妙が室内楽的編成の中でも見事に活かされており、マーラーの魅力の要素である複雑な対位法の綾や、繊細で官能的なハーモニーなどは、大管弦楽よりも、むしろこの室内オーケストラ版の方が鮮やかに楽しめると思われる方も多いでしょう。
トップ・オーケストラの俊英メンバーたちの演奏を、Hakuju Hallの親密な空間で味わう、およそ80分に及ぶ長大な交響曲の醍醐味。この秋、最注目の演奏会です。

[出演]

白井圭、大宮臨太郎、三又治彦、山岸努、横溝耕一(以上、ヴァイオリン)
中村翔太郎、中村洋乃理(以上、ヴィオラ) 辻󠄀本玲、宮坂拡志(以上、チェロ)
本間達朗(コントラバス) 梶川真歩(フルート) 𠮷村結実(オーボエ)
松本健司(クラリネット) 宇賀神広宣(ファゴット) 長谷川智之(トランペット)
福川伸陽(ホルン) 竹島悟志(打楽器) 早川りさこ(ハープ)
桑生美千佳(ピアノ/ハルモニウム)

[プログラム]

マーラー(カステレッティ編):交響曲 第10番 嬰ヘ長調(室内オーケストラ版/日本初演)

Mahler (arr. Castelletti) :  Symphony No.10 in F#major
(version for chamber orchestra / Japan premiere)

[プロフィール]

N響チェンバー・ソロイスツ(N響メンバーによる室内楽シリーズ)
Chamber Soloists of the Members of NHK Symphony Orchestra, Chamber Music Ensemble Series

2026年に創立100周年を迎える日本のトップ・オーケストラ・NHK交響楽団、通称「N響」。そのN響のメンバーにより、中でもN響新世紀を担う気鋭の中堅・若手奏者を主体にして、ハクジュホールが2020年6月からスタートさせる室内アンサンブル公演シリーズ。オーソドックスな小編成の室内楽作品だけでなく、バロック時代の協奏曲、ハイドン、モーツァルトら古典派の小編成な交響曲や、近代管弦楽曲の室内アンサンブル用編曲まで、管、弦、打楽器とも多数のトップクラスの奏者を擁するN響のメンバーだからこそできる、多彩な演目でのプログラミングを目指す。

白井圭(ヴァイオリン) Kei Shirai, violin

1983年トリニダード・トバゴ共和国に生まれる。3歳よりヴァイオリンを庭野冬子の下で始め、6歳より徳永二男氏の薫陶を受ける。東京藝術大学附属高校を経て、同大学を卒業。その間、大谷康子、田中千香士、ゴールドベルク山根美代子の各氏に師事。2007年文化庁の奨学生として留学。ウィーン国立音楽演劇大学室内楽科にてヨハネス・マイスル氏に師事する他、ヴェスナ・スタンコービッチ氏の指導も受ける。これまでに日本音楽コンクール(第2位及び増沢賞)、ARDミュンヘン国際コンクール(第2位及び聴衆賞)、ハイドン国際室内楽コンクール(第1位及び聴衆賞)を始めとしたコンクールで受賞歴をもち、ソリストとしてチェコフィル、ミュンヘン室内管、新日本フィル、東京フィルなどと共演。ウィーン楽友協会や、ウィグモアホール(ロンドン)、コンツェルトハウス(ベルリン)等のステージで演奏。18年まで約5年間、神戸市室内合奏団(旧称)のコンサートマスターを務めた。また、岐阜県中津川市加子母で毎年行われる「田中千香士音楽祭」では恩師の後を受けて、指揮者を務めている。現在もウィーンに拠点を置きながら、セイジ・オザワ松本フェスティバル、木曽音楽祭、武生国際音楽祭など様々な音楽祭や、ソリスト、室内楽奏者、オーケストラ奏者として活動している。トリオ・アコード、シュテファン・ツヴァイク・トリオ、ルートヴィッヒ・チェンバー・プレイヤース各メンバー。レボリューション・アンサンブル音楽監督。

大宮臨太郎(ヴァイオリン) Rintaro Omiya, violin

1981年7月5日生まれ。横浜市出身。辰巳明子・堀正文の両氏に師事。2000年、第69回日本音楽コンクール第3位。同年ミレニアム・ニュークラシックオーディション第1位、併せて審査員特別賞を受賞。02年メニューイン国際ヴァイオリンコンクール(フランス)第2位受賞。03年プラハの春国際コンクールファイナリストほか国内外のコンクールにて受賞多数。小澤征爾音楽塾、サイトウ・キネン・フェスティバルに参加。桐朋学園大学4年生在学中にN響オーディションに合格、現在NHK交響楽団2nd首席代行奏者を務める。08年12月より一年間アフィニス文化財団の奨学金を得てドイツフライブルグに留学。リサイタルの他、室内楽メンバーとしても活躍中。

三又治彦(ヴァイオリン) Haruhiko Mimata, violin

宮城県出身。桐朋学園音楽学部演奏学科を優秀な成績で卒業。これまで勅使河原真実、辰巳明子、堀正文の各氏に師事。2005年、ライプツィヒ室内管弦楽団と共演。現在NHK交響楽団ヴァイオリン次席奏者。室内オーケストラARCUS(アルクス)のメンバー。08年にはハマのJACK(現在は特定非営利活動法人)を仲間とともに立ち上げ活動。未来の音楽家支援プロジェクト「金の卵ソリストオーディション」、家族で楽しめる音楽プロジェクト「みなとみらい遊音地」、こどもや障碍者が楽しめる地域コンサート「クリスマスキャロル」等、精力的に音楽コンサートやワークショップを開催している。NPO法人ハマのJACK理事長。

山岸努(ヴァイオリン) Tsutomu Yamagishi, violin

桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を経て、2008年同大学を卒業し卒業演奏会出演、NHK交響楽団入団。第51回全日本音楽コンクール東京大会小学生の部、第54回同コンクール中学生の部、それぞれ入賞。第12回日本モーツァルト音楽コンクール第1位。大賞選考会で大賞受賞。国内主要音楽祭にて音楽賞受賞。第9回千葉市芸術文化新人賞を受賞。現在は、N響でのオーケストラ活動のかたわら、N響メンバーを中心とした各種室内楽や、ソロコンサートでも活躍中。

横溝耕一(ヴァイオリン) Koichi Yokomizo, violin

桐朋学園大学卒業。第58回全日本学生音楽コンクール東京大会高校の部入選。06年Verus String Quartetを結成し、ヴィオラ奏者として第57回ARDミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門第3位。宮崎国際音楽祭、別府アルゲリッチ音楽祭、サイトウ・キネン・フェスティバル松本等、国内外の音楽祭に参加。これまでにヴァイオリンを小森谷巧、堀正文、徳永二男の各氏に、室内楽を徳永二男、毛利伯郎、原田幸一郎、東京クヮルテットの各氏に師事。現在NHK交響楽団ヴァイオリン次席奏者としての活動の他、ヴィオラ奏者としても各地のオーケストラに客演している。

中村翔太郎(ヴィオラ) Shotaro Nakamura, viola

兵庫県三田市出身。4歳よりヴァイオリンを始め、2005年、東京藝術大学附属音楽高校入学を機にヴィオラに転向。これまでにヴィオラを百武由紀、川崎和憲の各氏に師事。第15回コンセール・マロニエ21弦楽器部門第1位、他多数入賞。ベルリン・フィルハーモニーにてゲスト出演やウィーンフィルメンバーと室内楽共演、フランスのサント・ヨーロッパ音楽祭に参加するなど国内外で活躍する。東京ジュニアオーケストラソサエティ講師。北鎌倉女子学園非常勤講師。ヴィオラ四重奏団Alto de Campagneメンバー。東京藝術大学卒業、N響アカデミーを経て現在NHK交響楽団次席ヴィオラ奏者。

中村洋乃理(ヴィオラ) Hironori Nakamura, viola

岡山県笠岡市生まれ。愛知県立芸術大学を経て、東京藝術大学大学院研究科修士課程修了。第8回日本演奏家コンクール最高位受賞。「文化庁舞台芸術フェスティバル・日韓の若い音楽家によるオーケストラ特別演奏会」の日本、韓国公演に首席奏者として参加。プレールカルテットのメンバーとしても活動。2011年国際音楽祭「ヤング・プラハ」に招かれ、ヤング・プラハ・フェスティバル・カルテットとしてチェコ各地にて演奏。14年日本では珍しい、ヴィオラ奏者四人による「Alto de Campagne」を結成し、岡山、鳥取、兵庫、東京での演奏会を毎年開催している。また愛知県立芸術大学の友人達とピアノ五重奏団「パルテンツァ五重奏団」を結成し、毎年名古屋の電気文化会館で演奏会を開催している。07年から14年まで東京フィルハーモニー交響楽団フォアシュピーラーを務めた。15年NHK交響楽団入団。現在、次席奏者。ヴィオラカルテットAlto de Campagne、パルテンツァ五重奏団、ナガノチェンバーオーケストラメンバー、横浜シンフォニエッタシーズンメンバー。19年より、BSテレビ東京「エンター・ザ・ミュージック」(毎週土曜23:30〜)の室内楽のコーナーにおいて「The 4 Players Tokyo」のメンバーとして定期的に出演している。これまでにヴィオラを江島幹雄、百武由紀、川﨑和憲の各氏に師事。

辻󠄀本玲(チェロ) Rei Tsujimoto, violoncello

東京藝術大学音楽学部器楽科を首席で卒業。その後シベリウス・アカデミー(フィンランド)、ベルン芸術大学(スイス)に留学。第72回日本音楽コンクール第2位(「聴衆賞」受賞)。2007年度青山音楽賞新人賞受賞。2009年ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第3位入賞(日本人最高位)。11年に東京サントリーホール他5大都市でデビュー・リサイタルを開催。13年トッパンホールでのリサイタルは読売新聞の演奏会評にて「質実剛健な音、得難い逸材」と絶賛され、同年第12回齋藤秀雄メモリアル基金賞を受賞。毎年サイトウ・キネン・オーケストラ、アルカス佐世保のレジデンス・カルテットに参加、チェロ四重奏団「クァルテット・エクスプローチェ」ほか室内楽でも活動。19年CD『オブリヴィオン』をリリース(「レコード芸術」誌特選盤)。メタ・ワッツ、オーランド・コール、川元適益、上村昇、山崎伸子、アルト・ノラス、アントニオ・メネセスの各氏に師事。使用楽器はNPO法人イエロー・エンジェルより1724年製作のアントニオ・ストラディヴァリウスを、弓は匿名のコレクターよりTourteを特別に貸与されている。

宮坂拡志(チェロ) Hiroshi Miyasaka, violoncello

東京都出身。桐朋女子高等学校音楽科(男女共学)を経て桐朋学園大学音楽学部卒業。カザルスホール主催「プロジェクトQ」、小澤征爾、故ロストロポーヴィチ両氏による「コンサートキャラバン2002、2005」などに出演。2010年、アフィニス文化財団の研修生としてミュンヘン音楽大学へ留学。これまでに木越洋、堤剛、ウェン・シン・ヤンの各氏に師事。N響アカデミーを経て、07年NHK交響楽団入団。N響メンバーによる鶴クァルテット、マティアス・ストリングス、東京チェロアンサンブル、室内オーケストラARCUSなど室内楽でも活躍している。

本間達朗(コントラバス) Tatsuro Honma, contrabass

北海道札幌市出身。桐朋学園大学を首席で卒業。卒業時、皇居内桃華楽堂にて御前演奏を行う。2008年、NHK交響楽団に入団。14年、文化庁新進芸術家海外派遣員としてウィーンに留学。第7回日本演奏家コンクール第1位、第18回宝塚ベガ音楽コンクール第3位受賞。これまでに、藤澤光雄、西田直文、Herbert Mayrの各氏に師事。桐朋学園大学非常勤講師。

梶川真歩(フルート) Maho Kajikawa, flute

愛知県立明和高等学校、東京藝術大学、パリ・エコールノルマル音楽院、パリ地方音楽院を卒業。コンクールジュヌフルーティスト1位(仏)大阪国際室内楽コンクール3位、東京音楽コンクール3位、日本音楽コンクール入選等、多数コンクールで入賞。東京藝術大学時代から続けるアンサンブルミクスト木管五重奏団では大阪国際室内楽コンクール3位を受賞。(日本人過去最高位)財団法人地域創造アウトリーチフォーラムに参加。東京文化会館「上野 de クラシック」Hakuju Hall「リクライニング・コンサート」等ホール主催公演に出演。アンサンブルミクスト木管五重奏団よりCD「ミクストノート」を発売中。現在NHK交響楽団フルート奏者、桐朋学園大学、愛知県立芸術大学非常勤講師。

𠮷村結実(オーボエ) Yumi Yoshimura, oboe

大阪府出身。東京音楽大学、パリ地方音楽院を卒業。第9回東京音楽コンクール第3位、第10回東京音楽大学コンクール第1位、第82回日本音楽コンクール第1位受賞。ソリストとして日本センチュリー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団などと共演。オーボエを高山郁子、宮本文昭、古部賢一、ノラ・シスモンディの各氏に、イングリッシュホルンをクリストフ・グランデル氏に師事。兵庫芸術文化センター管弦楽団を経て、現在NHK交響楽団契約団員。

松本健司(クラリネット) Kenji Matsumoto, clarinet

パリ国立高等音楽院クラリネット科を “レオン・ルブラン特別賞” を得て卒業し本格的な演奏活動を始める。クラリネットを角田晃、濱中浩一、二宮和子、竹森かほり、ミシェル・アリニョン、ジェローム・ジュリアン=ラフェリエール、アラン・ダミアンの各師に、室内楽をダリア・オヴォラ、ピエール=ロラン・エマール、ジャン=ギアン・ケラスの各師に師事。第6回日本木管コンクール、第4回日本クラリネットコンクール、第22回トゥーロン国際音楽コンクールにおいて上位入賞し、2002年にNHK交響楽団に入団。現在首席クラリネット奏者を務める。また、室内オーケストラARCUS、トリオ・サンクァンシュのメンバーとして活躍する他、洗足学園音楽大学、東京音楽大学において後進の指導にあたっている。

宇賀神広宣(ファゴット) Hironori Ugajin, fagotto

東京音楽大学付属高校、同大学卒業。ファゴットを霧生吉秀、菅原眸の両氏に、室内楽を植村泰一、中野真理、安原理喜の各氏に師事。東京文化会館新進演奏会デビューコンサートオーディションに合格。延原武春指揮の大阪フィルハーモニー交響楽団とモーツァルトのファゴット協奏曲を、マレク・ヤノフスキ指揮のNHK交響楽団とヒンデミットの木管楽器とハープの為の協奏曲を共演。セントラル愛知交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団を経て、現在NHK交響楽団首席ファゴット奏者。

長谷川智之(トランペット) Tomoyuki Hasegawa, trumpet

北海道函館市生まれ。東京藝術大学音楽学部卒業。これまでにトランペットを杉木峯夫、松田次史、関山幸弘の各氏に師事。第22回日本管打楽器コンクール・トランペット部門第2位受賞、第75回日本音楽コンクール・トランペット部門第1位受賞、および岩谷賞(聴衆賞)受賞。NHK-FM名曲リサイタルに出演。またソリストとしても、東京フィルハーモニー交響楽団と協奏曲を度々共演している。東京フィルハーモニー交響楽団首席トランペット奏者を経て、現在、NHK交響楽団首席トランペット奏者。その他にも、ブラス・ヘキサゴン、Bach Artists Japan 匠、などのメンバーであり、室内楽奏者としても活動している。また、洗足学園音楽大学客員教授、国立音楽大学、尚美ミュージックカレッジ専門学校、各非常勤講師として、後進の指導も行なっている。

福川伸陽(ホルン) Nobuaki Fukukawa, horn

NHK交響楽団首席奏者。第77回日本音楽コンクール ホルン部門第1位受賞。ソリストとして、パドヴァ・ヴェネト管弦楽団、京都市交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、横浜シンフォニエッタ、兵庫芸術文化センター管弦楽団他と共演。ロンドンのウィグモアホールをはじめ、ロサンゼルスやブラジル、北京などでリサイタルをするなど、世界各地から数多く招かれており、「la Biennale di Venezia」「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」「東京・春・音楽祭」などをはじめとする音楽祭にもソリスト・室内楽奏者として出演を重ねる。

竹島悟史(打楽器) Satoshi Takeshima, percussion

東京藝術大学卒業。第13回日本管打楽器コンクール打楽器部門第2位。東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」第136回公演ソリスト。N響第1756回定期演奏会に於いて、タン・ドゥン作曲「The Tears of Nature ~マリンバとオーケストラのための」の日本初演ソリストを務める。クラシック界の打楽器奏者として常に第一線で活躍し続けながら、作編曲家、ピアニストとしての顔も持ち合わせ、体温の宿る音楽観で絶大なる信頼を受ける気鋭の “音楽家” である。現在、NHK交響楽団打楽器奏者。サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団、なぎさブラスゾリステンなどに参加。東京藝術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師。

早川りさこ(ハープ) Risako Hayakawa, harp

東京藝術大学卒業後、第3回日本ハープコンクール、及び第2回アルピスタ・ルドヴィコ・スペイン国際ハープコンクールで優勝。近現代作曲家の初演も数多く、ヒンデミット「木管楽器、ハープとオーケストラのための協奏曲」、アルウィン「ハープ協奏曲」、リーバーマン「フルートとハープの為の協奏曲」の日本初演を行う。2013年には、グラミー賞及びアカデミー賞受賞の作曲家タン・ドゥンの新作「13のマイクロフィルムとハープの為の協奏曲」を作曲者自身の指揮でNHK交響楽団と世界初演した(NHK交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の共同委嘱作品)。国立音楽大学にて後進の指導にもあたっている。

桑生美千佳(ピアノ/ハルモニウム) Michika Kuwao, piano / harmonium

桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。在学中よりアンサンブルピアニストとして多くの演奏家と共演。東京バロックプレーヤーズをはじめ、チェンバロやオルガンなど鍵盤奏者としても活動。また、横浜を拠点とする特定非営利活動法人ハマのJACKメンバーとして、コンサートやワークショップ企画、若手育成プロジェクトに関わるなど様々な活動を展開している。

共催:奥渋クラシック