第10回浜松国際ピアノコンクール優勝者
ジャン・チャクムル ピアノ・リサイタル

2020年2月4日(火)

19:00開演(18:30開場) 【チケット完売】

全席指定3,000円(税込)

3年に一度開催され、アジアを代表する国際コンクールである「浜松国際ピアノコンクール」の覇者が Hakuju Hall に登場!トルコに生まれ、パリで学んだのち、現在はドイツのワイマール音楽大学にて研鑽を積むジャン・チャクムル。浜松国際ピアノコンクールの本選では、リストの「ピアノ協奏曲 第1番」を演奏し、瑞々しく透明感ある音色と多彩な表現力が高く評価され、見事優勝に輝きました。Hakuju Hall公演では、音楽の都ウィーンの至宝ベーゼンドルファーのあたたかな音色をお楽しみいただけます。他会場では味わえない「280VC」の新しく、深い響きをご堪能ください。世界が注目する新星ピアニストにどうぞご期待ください。

[出演]

ジャン・チャクムル(ピアノ)

[プログラム]

スカルラッティ:「ソナタ」 より
Scarlatti : from ‘A selection of Sonatas’

ニ短調 in d minor K.64
イ長調 in A major K.208
イ長調 in A major K.209
ニ短調 in d minor K.517

E.ドメネク:シューベルト/リスト 白鳥の歌への前奏曲
E.Domenech : Prelude to Schubert / Liszt's Schwanengesang

シューベルト/リスト:白鳥の歌 〈全曲〉
Schubert / Liszt : Schwanengesang

[プロフィール]

ジャン・チャクムル(ピアノ) Can Cakmur, piano

トルコ人ピアニスト、ジャン・チャクムルは、2017年スコットランド国際ピアノコンクール、続く18年第10回浜松国際ピアノコンクールで第1位となった。これまでに母国トルコの主なコンサートホールを始め、アッシャーホール(エディンバラ)、サルコルトー(パリ)、ムジークヘボウ(アイントホーフェン)、フィルハーモニックホール(リトアニア)、アクトシティ(浜松)、ファツィオリ・ホール(サチーレ)等の著名なホールで演奏した。また15年のイスタンブル音楽祭ではオープニングコンサートにてボルサン・イスタンブル・フィルと協演、またボドルム・D マリン・国際音楽祭等の著名な音楽祭にも出演している。14年、16歳でキシェヒル響のオープニングコンサートに招聘された。これまでにトマス・セナゴー、高関健、サッシャ・ゲッツェル、モデスタス・バルカウスカス等著名な指揮者との協演も果たしている。ライターや話し手としても熱心に取り組んでおり、15年から毎月トルコの音楽雑誌「Andante」に寄稿したり、自身のコンサートでは司会も務めている。1997年トルコ・アンカラ生まれ。レイラ・ベケンシル及びアイシェ・カプタンのもとで音楽を学び始め、6年間師事した菅野潤やエムレ・シェンに多大な影響を受ける。12年、アンカラの高校を卒業後、パリのスコラ・カントルムにてマルセラ・クルデリに師事し、14年首席で卒業。以来、アリエ・ヴァルディ、クラウディオ・マルティネス‐メーヤー、レスリー・ハワード、ロバート・レヴィン等多くの著名な音楽家との演奏機会に恵まれる。イスタンブルにてドニゼッティ・クラシック音楽賞の「2015年ヤング・ミュージシャン賞」、また、18年にはフランツ・リスト・ワイマール音楽大学より大学の国際活動への貢献によりDAAD賞を受賞。リヒテンシュタイン国際音楽アカデミーからは奨学金を授与され、ミュージック・ウイークや、アカデミーが提供する音楽活動に定期的に参加している。現在ワイマール音楽大学のグリゴリー・グルツマン教授の指導のもと研鑽を積んでおり、同時にベルギーのダイアン・アンダーセンとの活動を継続。TUPRAS社をスポンサーに、ピアノデュオ、ペキネル姉妹が主導する若い演奏者が国際舞台で活躍することを目的とした音楽教育プロジェクト:G&S Pekinel Young Musicians on the World Stagesに選出され、研鑽のためのグランドピアノが供与されている。


(C)浜松国際ピアノコンクール

[使用ピアノ]

ベーゼンドルファー 280VCBÖsendorfer

~伝統の温かさはそのままに、

今までにない弾き心地を実現させたベーゼンドルファー社今世紀最高の傑作~

新しいコンサートグランド280VC(88鍵)は “Vienna Concert” の名の通り、美しい「ウィンナートーン」が遠くまで広がる力強さが魅力です。ベーゼンドルファーらしく温かな「歌う音」はそのままに、音の立ち上がりの速さと次のタッチに素早く移れる弾きやすさを実現させました。低音の重厚感やダイヤモンドのように美しく輝くピアニッシモなど色とりどりの音色は、弾き手の表現力を最大限に広げます。
1828年に “音楽の都” ウィーンで創業を開始したベーゼンドルファー社。190年以上経った今もなお、変わらない音楽への愛とピアノづくりへの情熱、そしてウィーンの香りを一杯にお届けします。

協力:ベーゼンドルファー・ジャパン

【チケット完売】

Hakuju Hallチケットセンター 電話:03-5478-8700

10:00~18:00
火~土(祝日・休館日を除く)

メッセージ

Hakuju Hallでの演奏の機会をいただき、大変嬉しく思います。
今回のリサイタルでは、シューベルトの美しき歌曲集をリストがピアノ独奏に編曲した「白鳥の歌」を中心にお届けする予定です。
皆様とお会いできることを今からとても楽しみにしています!

ジャン・チャクムル

探究心と豊かなイマジネーションとともに、いつも新鮮な音楽を届けてくれるジャン・チャクムル。彼は、演奏する曲を選ぶ上で最も大切なのは、その音楽に確かな愛情を感じているかどうかだと話していた。今回も彼のこだわり、作品への深い関心と愛が感じられるプログラムが用意されている。
メインは、シューベルトの遺作を集めた歌曲集「白鳥の歌」のリストによる編曲作品。導入に、ワイマール音楽大学でのチャクムルの友人だという作曲家、E.ドメネクが作品に寄せた前奏曲が置かれているのも興味深い。
チャクムルにとって、シューベルトは特別好きな作曲家だという。作品を解釈する上でのインスピレーションの源は、天才を囲む仲間たちによるシューベルティアーデで繰り広げられた会話や、彼らの気持ちを想像することだそうだ。わずか31歳で世を去ったシューベルトの最後の声が集められた歌曲集を通して、どんな作曲家の姿が浮かび上がるだろうか。
また、冒頭のスカルラッティも、彼の自由で生き生きとした音楽性を味わうのにぴったりの作品。音楽の喜びに溢れた演奏を聴かせてくれるだろう。
「蜜蜂と遠雷」人気により注目された第10回浜松コンクールの覇者の音を、Hakuju Hallの親密な空気の中で堪能したい。

高坂はる香(音楽ライター)