迫昭嘉の第九 vol.5 年の瀬は2台ピアノによる“第九”を!

2019年12月21日(土)

15:00開演(14:30開場) 【チケット完売】

全席指定 5,000円(税込)

毎年恒例!年末の風物詩、ベートーヴェンの“第九”をピアノで!
フランツ・リストが4楽章・約70分のこの大曲を2台のピアノのために編曲したアレンジ版は、オーケストラにもひけをとらない重厚な響きに、ピアノならではの繊細さも加わった、まさに驚異的な作品。
今年は日米を軸として世界的に活躍する才人・江口玲を迎え、豊かな響きのHakuju Hallで聴く、2台のピアノによるシンフォニーをお届けします。
さらに前半は、迫とも多数の共演を重ねてきた、艶やかな音色と優美な表現力が魅力の名ヴァイオリニスト・漆原啓子を迎え、交響曲第5番「運命」と同じハ短調で書かれ、ドラマティックな内容を持つヴァイオリン・ソナタ第7番を、2人の名手による演奏でお楽しみいただけます。
ベートーヴェンの魅力を体感する、一味違うクリスマス・コンサート。どうぞご期待ください!

[出演]

迫昭嘉(ピアノ)
共演:漆原啓子(ヴァイオリン)、江口玲(ピアノ)

[プログラム]

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第7番 ハ短調 op.30-2
ベートーヴェン(リスト編):2台ピアノによる交響曲 第9番 ニ短調 op.125

[プロフィール]

迫昭嘉(ピアノ) Akiyoshi Sako, piano

東京藝術大学及び東京藝術大学大学院、ミュンヘン音楽大学マイスタークラス修了。中山靖子、クラウス・シルデ各氏に師事。東京藝術大学大学院にてクロイツァー賞を受賞、ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位、東京国際音楽コンクール室内楽部門優勝(1980)、ハエン国際ピアノコンクール優勝およびスペイン音楽賞(83)、ABC国際音楽賞受賞(98)。2001年1月~12月に神戸新聞松方ホール、東京・第一生命ホールで行われた「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲チクルス」(全8回)は大きな反響を呼んだ。これはカメラータ・トウキョウによるライヴレコーディングで、「迫昭嘉・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集」としてリリース。「ドイツ・ピアニズムの本流を継承する名手」と評価され、全てのディスクが「レコード芸術」誌で特選盤・推薦盤に輝くなど名演奏の呼び声が高い。15年12月よりHakuju Hallにて2台ピアノによるベートーヴェン(リスト編曲)の第九とそれに関連した作品を演奏する「迫昭嘉の第九」公演をスタート、16年、17年、18年12月の公演も好評を博し、今後も毎年12月に継続していく予定。現在、東京藝術大学教授・音楽学部長、東京音楽大学客員教授、洗足学園音楽大学客員教授。


(C)武藤章

漆原啓子(ヴァイオリン) Keiko Urushihara, violin

1981年東京藝術大学附属高校在学中に、第8回ヴィニャフスキ国際コンクールに於いて最年少18歳、日本人初の優勝と6つの副賞を受賞した。その翌年、東京藝術大学入学と同時に本格的演奏活動を開始。86年、ハレー・ストリング・クァルテットとして民音コンクール室内楽部門で優勝並びに斎藤秀雄賞を受賞。2016年デビュー35周年を迎えた。これまで、国内外での演奏旅行、TV出演、海外主要音楽祭、マスタークラスなどに多数出演。また、V.スピヴァコフ、E.ルカーチ、J.ビエロフラーヴェク等の指揮者や、ハンガリー国立響、スロヴァキア・フィル、ウィーン放送響等のオーケストラと共演し、賛辞を浴びた。日本国内の主要オーケストラとの共演のほか、リサイタル、室内楽でも高い評価を得ている。CDは数多くリリースしており、J.S.バッハの無伴奏CD(日本アコースティックレコーズ)がレコード芸術特選盤に選ばれた。また、漆原朝子との録音「無伴奏ヴァイオリン・デュオ」(日本アコースティックレコーズ)は平成26年度文化庁芸術祭レコード部門優秀賞を受賞。同デュオは、17年2月に東京・浜離宮朝日ホールにて公演を行い、大絶賛された。常に第一線で活躍を続け、安定した高水準の演奏は音楽ファンのみならず、指揮者、オーケストラ・メンバー等の音楽家の間でも非常に高い信頼を得ている。現在、国立音楽大学客員教授、桐朋学園大学特任教授。


(C)Eiji Shinohara

江口玲(ピアノ) Akira Eguchi, piano

東京藝術大学音楽学部作曲科、ジュリアード音楽院ピアノ科大学院修士課程、及びプロフェッショナルスタディーを卒業。欧米及び日本をはじめとする各国でのリサイタルや室内楽、協奏曲の他、ギル・シャハム、諏訪内晶子、竹澤恭子、アン・アキコ・マイヤース等、数多くのヴァイオリニスト達と定期的に共演。現在は東京、ニューヨークと二つの拠点を行き来し、国際的な活躍を続ける。ニューヨークタイムズ紙からは「非凡なる芸術性、円熟、知性」「流暢かつ清廉なるピアニスト」と賞賛され、これまでにカーネギーホールはじめ、演奏で訪れた国は25カ国に及ぶ。レコーディングはドイツグラモフォン、フィリップス等で計30枚以上、NYS CLASSICSより10枚のソロアルバムをリリースし、レコード芸術誌での特選盤連続選出など、高い評価を得ている。現在、洗足学園音楽大学大学院客員教授、東京藝術大学教授を務めている。


(C)小林邦寿

企画制作:KAJIMOTO

【チケット完売】

Hakuju Hallチケットセンター 電話:03-5478-8700

10:00~18:00
火~土(祝日・休館日を除く)

メッセージ

「迫昭嘉の第九」も今年で第5回を迎えます。オーケストラとは一味違った魅力を聴いていただきたいと始めた企画でしたが、このリスト編曲の第九はすでに「恒例の」になりつつあり、やはりベートーヴェンのパワーは偉大ということでしょう。今回は、昨年の「クロイツェル・ソナタ」で大好評だった漆原啓子さんを再びお迎えして第7番のソナタを、そして「第九」の共演者は、世界的な共演者から絶大な信頼を得ているピアニストで、また藝大の同僚でもある江口玲さんにお願いします。江口さんとは過去に何度かほかの曲でDuoをご一緒していますが、第九がどのような仕上がりになるか乞うご期待です。

迫 昭嘉