向山佳絵子&長谷川陽子 プロデュース
チェロ・コレクション | Cello Collection ~バッハへのオマージュ~ vol.6 (最終回)

2019年11月13日(水)

19:00開演(18:30開場)

全席指定5,000円(税込)

2014年11月にスタートした、向山佳絵子&長谷川陽子プロデュースによる大型企画。バッハへの敬意と、異世代チェロ奏者の交流を軸とした、未来志向のシリーズ<チェロ・コレクション~バッハへのオマージュ~>、略して「チェロ・コレ」。いよいよ<最終回>となりました第6回はチェリスト5人の編成でお届けいたします。

チェロの聖典バイブル「バッハ:無伴奏チェロ組曲」全6曲の中から、毎年1曲を、今期待の若手奏者が演奏。世界的にもレベルの高い日本の次世代チェロ奏者の実力をご堪能いただきます。今回は2008年第77回日本音楽コンクール第1位、第67回ARDミュンヘン国際音楽コンクールピアノ三重奏部門第1位(葵トリオ)、第28回青山音楽賞バロックザール賞受賞、現在ザルツブルク・モーツァルト大学で学ぶ伊東裕が第6番を演奏いたします。

これから羽ばたくチェロ奏者として登場するのは、2005年生まれという若さでありながら第18回泉の森(大阪府泉佐野市)ジュニアチェロコンクール中学生の部金賞、第19回ロシアの若い音楽家のためのコンクール「くるみ割り人形」にて銅賞をはじめ内外コンクールで入賞して注目を浴びている鳥羽咲音

恒例の新作初演は、芥川作曲賞、ローマ賞など様々な著名賞を受賞し、N響、アンサンブル・アンテルコンタンポランをはじめとする内外の名門団体で続々と新作が初演されている気鋭作曲家の酒井健治に、<チェロ2本>という編成で委嘱。プロデューサーの向山と東京都交響楽団で活躍する長谷部一郎との二重奏で、バッハの無伴奏チェロ組曲第6番という古典の中の古典を素材にして最新の21世紀音楽が生み出されます。

ベテランから若手まで、異世代奏者たちによるチェロだけのアンサンブル。数々の名曲を贅沢な音色でお楽しみください。

[出演]

長谷川陽子/向山佳絵子/長谷部一郎/伊東裕/鳥羽咲音(以上、チェロ)
酒井健治(作曲)

[プログラム]

ポッパー:行進曲 op.16a [鳥羽、長谷川]
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第6番 ニ長調 BWV 1012 [伊東]

酒井健治: Echoes / Encore [向山、長谷部]
  *J.S.バッハ“無伴奏チェロ組曲第6番”をモチーフにした委嘱新曲(世界初演)

オッフェンバック:二重奏曲 op.54より “ポロネーズ” [鳥羽、向山]
ポッパー:演奏会用ポロネーズ op.14 [長谷川、鳥羽、長谷部、伊東]
アルビノーニ:アダージョ ト短調 [長谷部、長谷川、伊東、向山]

フンパーディンク(ニーフィント編): 歌劇「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲
  [伊東、鳥羽、長谷部、長谷川、向山]

[プロフィール]

向山佳絵子(チェロ) Kaeko Mukoyama, violoncello

東京生まれ。松波恵子、堀江泰氏、レーヌ・フラショー、毛利伯郎の各氏に師事。1985年、第54回日本音楽コンクール第1位入賞。東京藝術大学を経て90年、ドイツ・リューベック国立音楽大学に留学し、ダヴィド・ゲリンガスに師事。同年、イタリアで行われた第10回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクール第1位受賞。87年度アリオン賞審査委員奨励賞、92年、第2回出光音楽賞受賞。カザルスホールでの「向山佳絵子とチェロの世界」シリーズや、東京オペラシティでの連続リサイタル、各地の音楽祭への参加、JTアートホール室内楽シリーズのプランナー、ハクジュホール「チェロ・コレクション」のプロデュース、ハレー・ストリング・カルテットの一員などとして活躍し、常に話題を集めている。また、シュタルケル、ゲリンガス、スターン、ギトリス、アルゲリッチなど世界の一流演奏家との共演も数多くこなす一方、NHK交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィル、日本フィル、新日本フィル、大阪フィル、水戸室内管など数多くのオーケストラとも共演している他、リサイタル、室内楽にと多彩な演奏活動を繰り広げている。98年にはNHK-FMの人気番組「おしゃべりクラシック」のパーソナリティをつとめ、広い層からの支持を得た。その後もNHK-FMには度々出演、特番の司会や、生放送でリスナーのリクエストに応える等特に話題となった。出演公演が、BSクラシック倶楽部等テレビでも度々放送されている。2013~17年まではNHK交響楽団首席チェロ奏者も務めた。録音はソニーより「バッハ無伴奏チェロ組曲全曲」ほか5枚のCDが発売されており、収録曲はNHKスペシャルやドラマのテーマ曲、TVCM曲などに使用された。カメラータ・トウキョウからは池辺晋一郎と三善晃のチェロ協奏曲のCDもそれぞれ発売されているほか、日本コロムビア、日本アコースティックレコーズから室内楽も発売されている。13年には、企画した公演のライブ録音「ミラクル・チェロ・アンサンブル-12人のチェロ・アンサンブル-」がEXTONよりリリースされた。現在、京都市立芸術大学准教授として後進の指導を務める傍ら、日本を代表する実力派チェロ奏者として活躍している。


(C)大窪道治

長谷川陽子(チェロ) Yoko Hasegawa, violoncello

色彩豊かな音色と音楽性を持ち合わせた、日本を代表するチェロ奏者の一人。2017年、デビュー30周年を迎える。桐朋学園大学付属「子供のための音楽教室」で井上頼豊氏に師事。15歳の時、第54回日本音楽コンクール第2位受賞。1987年リサイタル・デビュー。翌88年小林研一郎指揮/日本フィルハーモニー交響楽団で協奏曲デビュー。同年、桐朋音楽大学に入学。ビクターエンタテインメントよりデビュー・アルバム「珠玉のチェロ名曲集」をリリースし、邦人チェリストとして初めてクラシック・ヒットチャート第1位になった。その後、89年より文化庁派遣在外研修員としてシベリウス・アカデミー(フィンランド)に留学、アルト・ノラス氏に師事し、92年首席で卒業後、帰国。これまでにNHK交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、プラハ交響楽団、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団、モスクワ・フィルハーモニー交響楽団などにソリストとして迎えられた。また、リサイタルや室内楽の公演への出演のほか、朗読との共演など、幅広いファン層を抱え第一線で活躍している。メディアへの露出も多く、NHK大河ドラマ「平清盛・清盛紀行」のテーマ曲を演奏するなどした。CDは、ビクターエンタテインメント専属アーティストとして、「コダーイ/無伴奏チェロ・ソナタ」(文化庁・芸術作品賞、日本プロ音楽録音賞受賞)、「ブラームス/ソナタ」、「バッハ/無伴奏チェロ組曲」(レコード芸術特選盤)、「展覧会の絵」(レコード芸術特選盤)、「バーバー&エルガー:チェロ協奏曲」、ベスト盤「チェリッシモ」、「シャコンヌ」(デビュー25周年記念盤)等をリリースしている。アリオン賞審査員奨励賞、松村賞、霧島国際音楽祭賞、ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール特別賞、モービル音楽賞奨励賞、新日鉄音楽賞フレッシュ・アーティスト賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞等、受賞多数。後進の指導にもあたり、現在、桐朋学園大学音楽学部准教授を務めている。


(C)Hideki Shiozawa

長谷部一郎(チェロ) Ichiro Hasebe, violoncello

1970年名古屋生まれ、4歳からチェロを始める。才能教育研究会にて中島顕氏に師事。94年名古屋大学経済学部経済学科卒業、95年桐朋学園大学ソリストディプロマコース修了。第64回日本音楽コンクールチェロ部門第1位、あわせて松下賞を受賞。96年からサイトウ・キネン・フェスティバル松本に参加。2003年より新日本フィルハーモニー交響楽団フォアシュピーラー、06年より東京都交響楽団員。これまでに新日本フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団、東京交響楽団、東京シティフィルハーモニック管弦楽団、桐朋学園オーケストラと共演。倉田澄子、堤剛、山崎伸子、中島顕、P.ミュレール、M.ブルネロの各氏に師事。 

伊東裕(チェロ) Yu Ito, violoncello

奈良県生駒市出身。日本演奏家コンクール小学生部門第1位、及びグランプリ受賞。泉の森ジュニアチェロコンクール小学生部門及び、中学生部門金賞。大阪国際音楽コンクール中学生部門第1位、及びジャーナリスト賞、大阪府知事賞受賞。第77回日本音楽コンクールチェロ部門第1位受賞、徳永賞受賞。カルテット・アルパとして、バンフ国際弦楽四重奏コンクール2016にて、Career Development Awardsを受賞。2015年度、2016年度松尾学術振興財団より助成を受ける。2016年リゾナーレ最優秀賞受賞。葵トリオとして、第67回ARDミュンヘン国際音楽コンクールピアノ三重奏部門第1位受賞。第28回青山音楽賞バロックザール賞、第29回新日鉄住友音楽賞フレッシュアーティスト賞受賞。これまでに長岡京室内アンサンブル、関西フィルハーモニー管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、神戸市室内合奏団、藝大フィル他オーケストラと協演。小澤国際室内楽アカデミー、音楽塾オーケストラ、また中之島国際音楽祭、いこま国際音楽祭、武生国際音楽祭、ムジークフェストなら、北九州国際音楽祭、宮崎国際音楽祭、東京・春・音楽祭等に参加。NHK-FMリサイタル・ノヴァ、クラシック倶楽部、トッパンホールランチタイムコンサート、紀尾井ホール「明日への扉」、JTが育てるアンサンブルシリーズなどに出演。藝大にて福島賞、安宅賞、アカンサス音楽賞、三菱地所賞受賞。これまでに斎藤建寛、向山佳絵子、山崎伸子、中木健二各氏に師事。東京藝術大学音楽学部を首席で卒業、同大学院音楽研究科修士課程に進学し、現在ザルツブルク・モーツァルテウム大学にてエンリコ・ブロンツィ氏に師事。サントリーホール室内楽アカデミー第3期フェロー。ステラ・トリオ、葵トリオ、ラ・ルーチェ弦楽八重奏団、紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー。ヤマハ音楽支援制度2011年度奨学生。(公財)青山財団2014年度奨学生。(公財)ローム音楽財団2017・2019年度奨学生。


(C)CODiS

鳥羽咲音(チェロ) Sakura Toba, violoncello

2005年3月生まれ。中学3年生。5歳より桐朋子供のための音楽教室に入室、ピアノを始める。6歳より毛利伯郎氏にチェロを師事。第17回泉の森(大阪府泉佐野市)ジュニアチェロコンクール中学生の部銀賞(最高位)。第33回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール弦楽器中学生の部第1位。第18回泉の森(大阪府泉佐野市)ジュニアチェロコンクール中学生の部金賞。第19回ロシアのモスクワで開催された若い音楽家のためのコンクール「くるみ割り人形」にて銅賞。第36回全日本ジュニアクラシック音楽コンクール弦楽器高校生の部(飛び級)第1位。18年2月から宗次コレクションよりMiremont 1872 ex-Pierre Fournierを貸与されている。18年、19年のキジアーナ音楽院夏期講習にてAntonio Meneses氏とDavid Geringas氏のマスタークラスを受講。19年3月にスタインウェイサロン東京(松尾ホール)にて初ソロリサイタル。10月には日本フィルハーモニー交響楽団とサントリー大ホールにてデビュー。趣味は卓球と書道。

酒井健治(作曲) Kenji Sakai, composer

京都市立芸術大学卒業後渡仏。フランス国立パリ高等音楽院作曲科、ジュネーヴ音楽院作曲科を最優秀の成績で卒業後、Ircam(フランス国立音響音楽研究所)にて学び、2012年マドリッド・フランスアカデミーの会員に選出された。リヨン国立管、ルツェルン響、ベルギー国立管、N響、京都市響、読売日本響、レ・ヴァン・フランセ、アンサンブル・アンテルコンタンポラン等の著名な音楽団体、またシルヴァン・カンブルラン、ジョナサン・ノット、ジョナサン・シュトックハマー、エドウィン・アウトウォーターや下野竜也等の指揮によって作品が世界初演され、17年には名古屋フィルハーモニー交響楽団のコンポーザー・イン・レジデンスに就任。武満徹作曲賞第一位、エリザベート王妃国際音楽コンクール大賞、文化庁長官表彰(国際芸術部門)、芥川作曲賞等次々に受賞し、15年にはローマ賞に選ばれた。京都市立芸術大学講師。


(C)Maxime Lenik

後援:一般財団法人 日本チェロ協会

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5月25日(土)~

メッセージ

鳥羽咲音の事

鳥羽咲音はまだ幼い6歳の時に私の所に初めてレッスンに来ました。
当初からとても溌剌と弾く子でその様子からとても将来の成長が楽しみでした。数年してからはめきめきと力をつけ驚くほど成長し、コンクール等でも素晴らしい成績をおさめるようになりました。
彼女の素晴らしい所は持って生まれた感性と集中力にあると思います。音楽にひたすら向かい合い表現する部分は熟練をした音楽家を思わせます。
今回、日本を代表する二人のチェリストとの共演に声をかけていただき、とても張り切って取り組んでおります。このコンサートがさらに高く羽ばたく機会になる事を心から願っています。

毛利伯郎(桐朋学園大学教授)