「城への招待」

~吉田誠、川久保賜紀、福間洸太朗 Special Guest 鈴木紗理奈~

2019年10月22日(火・祝)

17:00開演(16:30開場)

全席指定6,000円(税込)
【チケット完売】 イベント付きチケット:全席指定7,500円(税込)

卓越した演奏技能、類まれな才気で音楽界に独自の地平を開拓する新時代の大器・クラリネットの吉田誠がHakuju Hallのためにプロデュースする注目のコンサート。アイヴズ、バルトーク、ストラヴィンスキー、プーランクら20世紀の大作曲家が競うように作曲したクラリネット+ヴァイオリン+ピアノの組み合わせによる三重奏を集め、通常のコンサート・プログラミングの枠には収まらない吉田ならではの切り口で魅力的な音楽として花開かせます。吉田の呼びかけに応じて共演を快諾したのは、ヴァイオリンの川久保賜紀、ピアノの福間洸太朗らトップクラスのプレイヤーたちです。また、メインのプログラムであるプーランクの「城への招待」では、女優・タレント・歌手としてマルチに活躍する鈴木紗理奈が朗読として登場!この公演のために書き下ろされる新井鷗子による脚本で1人語りを演じます。鈴木の初となるクラシックの公演参加と、彼女の新たな活動領域のスタートとしても見逃せません。

[出演]

吉田誠(クラリネット)
川久保賜紀(ヴァイオリン)
福間洸太朗(ピアノ)
鈴木紗理奈(朗読)

[プログラム]

ストラヴィンスキー:パブロ・ピカソのために(1917) *クラリネット・ソロ:吉田誠
ストラヴィンスキー:組曲「兵士の物語」(1919)
ストラヴィンスキー:タンゴ(1940) *ピアノ・ソロ:福間洸太朗
アイヴズ:ヴァイオリン、クラリネットとピアノのためのラルゴ(1901)
バルトーク:コントラスツ Sz.111(1938)

プーランク:城への招待 FP138(1947) (朗読:鈴木紗理奈/脚本:新井鷗子)

[プロフィール]

吉田誠(クラリネット) Makoto Yoshida, clarinet

5歳からピアノを、15歳からクラリネットを、22歳から小澤征爾、湯浅勇治の各氏のもとで指揮を学ぶ。東京藝術大学入学後、渡仏。文化庁海外新進芸術家派遣員として、パリ国立高等音楽院、ジュネーヴ国立高等音楽院で学んだ。東京音楽コンクール木管部門第1位及び聴衆賞。2014年、トヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウィーンのソリストに抜擢され全国ツアーに参加。同年テビューCDをリリース。16年2月、3月の2ヶ月連続でテレビ朝日「題名のない音楽会」で特集が組まれ、音楽業界の注目を集める。国内外のオーケストラ、国際音楽祭にソリストとして招かれ、日本、フランス、ドイツ、スイス、オーストリアでリサイタル、室内楽公演を重ねている。


(C)RamAir.LLC

川久保賜紀(ヴァイオリン) Tamaki Kawakubo, violin

2001年サラサーテ国際ヴァイオリン・コンクール優勝、02年チャイコフスキー国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門最高位受賞以来、若くして、主要な北米オーケストラと共演し、豊富なステージ経験を積む。日本へは1997年、チョン・ミョンフン指揮アジア・フィルのソリストとしてデビュー。以後、国内外様々なオーケストラと共演を重ね、高度な技術と作品の品位を尊ぶ深い音楽性に高い評価を得ている。近年は自ら企画するコンサートを行うなど、コンサート・プロデューサーとしての才能も発揮、リサイタルだけではなく室内楽にも積極的に取り組み、究極のアンサンブルを追求し続けている。後進の指導にも積極的に取り組み、18年より桐朋学園大学院(富山校)大学教授に就任。


(C)Yuji Hori

福間洸太朗(ピアノ) Kotaro Fukuma, piano

パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学で学ぶ。20歳でクリーヴランド国際コンクール優勝(日本人初)およびショパン賞受賞。これまでにカーネギーホール、リンカーンセンター、ウィグモアホール、サントリーホールでリサイタル他、クリーヴランド管、イスラエル・フィル、NHK交響楽団など国内外の著名オーケストラとの共演も多数。2016年7月にはネルソン・フレイレの代役として急遽、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団定期演奏会において、トゥガン・ソヒエフの指揮でブラームスのピアノ協奏曲第2番を演奏し喝采を浴びた。CDは昨年発売した「ショパン~LEGACY~」など、これまでに13枚をリリース。現在ベルリン在住。


(C)Marc Bouhiron

鈴木紗理奈(朗読) Sarina Suzuki, storyteller

女優、タレント、歌手。大阪府出身。1994年のデビュー以降、バラエティ番組やCMで活躍する一方、女優としても確かな演技力で数々の映画・ドラマ・舞台などに出演。96年から18年まで「めちゃ×2イケてるッ!」にレギュラーメンバーとして出演。03年からはMUNEHIRO名義でレゲエシンガー・ソングライターとしても活動し、多くのファンを魅了している。17年の初主演映画『キセキの葉書』は、スペインのマドリード国際映画祭で最優秀外国映画主演女優賞受賞。主な出演作は、『ケイゾク/Beautiful Dreamer』(00)、NHK『連続テレビ小説 まんてん』(02-03)、『味園ユニバース』(15)、TBS『きみが心に棲みついた』(18)、NTV『白衣の戦士!』(19)。初となるクラシック公演への出演は、独特の耳心地の良いハスキーボイスの「声による演技」への期待は高まり、既に多くのメディアから注目が集まっている。

オンライン予約

Hakuju Hallチケットセンター 電話:03-5478-8700

10:00~18:00
火~土(祝日・休館日を除く)

【DM会員先行発売】
5月18日(土)~
※日・月・祝日 休み
※DM会員限定まとめ割もあります。
 詳細はお問合せください。

【一般発売】
5月25日(土)~

メッセージ

素晴らしい音響+立地のコンサートホールであるHakuju Hallで僕が何か公演をプロデュースさせて頂くのならば、どんなプロジェクトであるべきか、音楽以外の面でもアイディアを出し、産み出したのがこの企画です。あたらしい試みを行う時は、音楽は必ずトップ・クオリティであるべきだと僕は信じており、友人であり素晴らしい音楽仲間である川久保賜紀さんと福間洸太朗さんにお声掛けさせて頂いたところ、おもしろい企画だね!と出演を快諾してくれました。通常ピアノ・トリオというとヴァイオリン、チェロ、ピアノの三重奏曲が主流ですが、20世紀に突然名曲が多数生まれた変則トリオ−クラリネット、ヴァイオリン、ピアノの三重奏曲作品の中から世界中で最も愛奏されているストラヴィンスキーの〈兵士の物語〉とバルトークの〈コントラスツ〉、出版されているこの編成初となる作品であるアイヴズの〈ラルゴ〉を中心に前半をプログラミングしました。後半には僕がテレビ朝日『題名のない音楽会』に出演させて頂いた際に紹介し、放送後、レンタル楽譜の問い合わせが殺到し、一大ブームとなったプーランクの〈城への招待〉を取り上げ、素晴らしい構成作家の新井鷗子さんが書き下ろしてくださった新作脚本を、女優・タレントの鈴木紗理奈さんの1人語りによる朗読付きで上演します。

クラシック・コンサートにもより多様性が求められる時代ですが、社会現象と芸術文化が完璧にリンクしなくてはならないのでしょうか?その答えはとにかく「やってみる」事を重ねて行く事で見えて来るのかも知れません。令和の時代にアートが社会にどんな寄与を出来るのか−昭和生まれの僕らが考えるこの企画を是非見届けて頂けましたら光栄に思います。

吉田誠