中嶋朋子がいざなう 音楽劇紀行|第六夜
ミュージカル

バロック・オペラからミュージカルへ ~音楽劇の歴史を追う

2019年2月2日(土)

14:00開演(13:30開場) 【チケット完売】

全席指定8,000円(税込)

2019年2月3日(日)

14:00開演(13:30開場) 【チケット完売】

全席指定8,000円(税込)

第六夜のメインテーマは「ミュージカル」。第二夜、第三夜、第五夜に出演し、3オクターブを越える魅惑のクリスタルヴォイスと胸に響く表現でますます活躍の場を広げるアーティストサラ・オレイン、第一夜では「ウエストサイド物語」の名曲を歌い演じ絶賛され、ジャンルを越える美声と確かな歌唱力で一躍ミュージカル界の寵児となった中川晃教、柔らかくしなやかな歌声で繊細な表現を聴かせるソプラノ三宅理恵、幅広い音楽性と安定の歌唱で聴衆の心を奪い、存在感を増す注目のバリトン加耒徹が出演し、ミュージカルナンバーをはじめ、多彩な音楽劇の魅力をお届けします。各時代をつなぎ、語りや演技によって音楽劇に彩りを加えるのは、女優・中嶋朋子。言わずと知れた名作「フィガロの結婚」をはじめ、メインテーマのミュージカルでは、1940~50年代の人気作品「王様と私」から、日本でもなじみの深い「ウエストサイド物語」や「レ・ミゼラブル」といった名作を取り上げ、現代に息づく音楽劇をドラマチックにお贈りします。Hakuju Hallでしか観ることができない豪華メンバーによる夢のひとときにどうぞご期待ください。

[総合プロデューサー]

田尾下哲

[出演]

中嶋朋子(案内人)
加藤昌則(音楽監督/ピアノ)

サラ・オレイン(アーティスト)
中川晃教(シンガーソングライター)
三宅理恵(ソプラノ)
加耒徹(バリトン)

[プログラム] ※曲順不同

【バロック・オペラ】

ヘンデル:歌劇「リナルド」より
“私を泣かせてください” (サラ)

ヴィヴァルディ:歌劇「ティート・マンリオ」より
“戦いをしたがる心が” (加耒)

【古典派オペラ】

モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」より
“愛の神よ、安らぎをお与えください” (三宅)

【ロマン派オペラⅠ~イタリア・オペラ】

ロッシーニ:歌劇「イタリアのトルコ人」より
“これ以上に馬鹿げたことはないわ” (三宅)

【ロマン派オペラⅡ~フランス&ドイツ・オペラ】

チャイコフスキー:歌劇「スペードの女王」より
“あなたを愛しています” (加耒)

トマ:歌劇「ハムレット」より
“遊びの仲間に入れてください” (三宅)

【オペレッタ】

スッペ:喜歌劇「ボッカチオ」より
“あそこに立っている若者は” (加耒)

【ミュージカル】

アーレン:映画「オズの魔法使い」より
“虹の彼方に” (三宅)

ロジャース:ミュージカル「王様と私」より
“シャル・ウィー・ダンス?” (三宅&加耒)

ルグラン:映画「ロシュフォールの恋人たち」より
“双子姉妹の歌” (サラ&三宅)

メンケン:ミュージカル「美女と野獣」より
“愛せねば” (加耒)

ワイルドホーン:ミュージカル「ジキルとハイド」より
“時が来た” (加耒)

ロイド=ウェバー:ミュージカル「キャッツ」より
“メモリー” (サラ)

バーンスタイン:ミュージカル「ウエストサイド物語」より
“きっとどこかに” (中川)

シェーンベルク:ミュージカル「レ・ミゼラブル」より
“オン・マイ・オウン” (サラ)

シェーンベルク:ミュージカル「ミス・サイゴン」より
“世界が終わる夜のように” (サラ&中川)

ゴーディオ:ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」より
“君の瞳に恋してる” (中川)

マニュエル=ミランダ:ミュージカル「ハミルトン」より
“歴史があなたを見ている” (中川)

[プロフィール]

田尾下哲(総合プロデューサー) Tetsu Taoshita, general producer

1972年兵庫生まれ、横浜育ち。第20回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。ドイツ人演出家ミヒャエル・ハンペに西洋演劇、演出を学ぶ。2000年から演出家として活動。03年から09年まで新国立劇場に所属し、オペラ・チーフ演出スタッフを務めた。09年、チューリヒ歌劇場「カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師」で、共同演出・振付を担当しヨーロッパデビュー。近年の演出作は、日生劇場「後宮からの逃走」、神奈川県民ホール「金閣寺」、あいちトリエンナーレ「蝶々夫人」、二期会「カヴァレリア/道化師」、ホリプロ「天才執事ジーヴス」、平幹二朗主演「王女メディア」、「ダンガンロンパ THE STAGE 2016」、自作「プライヴェート・リハーサル」/「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」など。今後もオペラ、ミュージカル、芝居の演出が控えている。


(C)北山宏一

中嶋朋子(案内人) Tomoko Nakajima, navigator

東京都生まれ。テレビドラマ「北の国から」で22年の長きにわたり螢役を務める。以後、映画、舞台へも活躍の場を広げ、実力派として高い評価を得る。近年では、豊かな表現力によるナレーションや朗読、執筆活動にも意欲的である。2009年、舞台「ヘンリー六世」(作/ウィリアム・シェイクスピア 演出/鵜山仁)のマーガレット役で、第44回紀伊国屋演劇賞個人賞、第17回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。現在、TBSラジオ「文学の扉」(毎週日曜21時~)でパーソナリティー。18年からマガジンハウス「クロワッサン」にて連載エッセイを執筆。また、5月映画「家族はつらいよ3」(山田洋次監督)公開予定。同じく5月に新国立劇場にて舞台「ヘンリー五世」の出演が決定している。


(C)北山宏一

加藤昌則(音楽監督/ピアノ) Masanori Kato, music director/piano

神奈川県出身。東京藝術大学作曲科を首席で卒業、同大学大学院修了。作品のジャンルはオペラ、管弦楽、声楽、合唱曲など幅広く、作品に新しい息吹を吹き込む創意あふれる編曲にも定評がある。村治佳織、山形由美、宮本益光、奥村愛など多くのソリストに楽曲提供をしており、共演ピアニストとしても評価が高い。2001年デビューCD「SOLO」(アートユニオン)リリース。同CDの収録曲の楽譜集も出版。女声合唱組曲「5つのソネット」や宮本益光作詞による合唱組曲「あしたのうた」など楽譜も多く出版されている。05年日本を代表するクラシカル・サクソフォン奏者、須川展也からの委嘱により、「スロヴァキアン・ラプソディ~サクソフォンとオーケストラのための~」を作曲、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団の東京公演(サントリーホール)で初演され、その後、須川展也のアルバムにも収録。(金聖響指揮、東京交響楽団)、また09年ブラティスラヴァにても演奏され満場の喝采を浴びた。06年自身初のオペラ作品「ヤマタノオロチ」を発表、日本経済新聞紙上などで絶賛される。その後も06年管弦楽曲「刻の里標石(ときのマイルストーン)」(神奈川フィルハーモニー管弦楽団委嘱作品/08年東京オペラシティコンサートホール開館10周年記念公演にて再演)、12年「福島復興・復活オペラプロジェクト」オペラ「白虎」(第11回佐川吉男音楽賞受賞)、13年管弦楽曲「Legends in the Sky」、14年連作歌曲「二本の木」(王子ホール委嘱作品)、15年合唱曲「地球をつつむ歌声」(NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲)の他、数多くの作品を発表。独自の視点・切り口で企画する公演やクラシック講座などのプロデュース力にも注目を集めており、王子ホール「銀座ぶらっとコンサート Caféシリーズ」(企画・ピアノ)、東京・春・音楽祭「ベンジャミン・ブリテンの世界」(企画・構成)、「日生劇場ファミリーフェスティヴァル」(作編曲・構成)、Hakuju Hall「中嶋朋子が誘う 音楽劇紀行」(音楽監督・ピアノ)などを務めている。最新CDは17年10月発売「PIANO COLOURS」(エイベックス・クラシックス)。16年4月より、NHK-FM「鍵盤のつばさ」パーソナリティーを担当。
公式Facebookページ https://www.facebook.com/masanorikato02/


(C)北山宏一

サラ・オレイン(アーティスト) Sarah Àlainn, artist

オーストラリア出身。ヴォーカリスト、ヴァイオリニストにして、4ヶ国語を操るマルチリンガル。シドニー音楽院付属を経てシドニー大学音楽・言語学の最高点で卒業、東京大学に留学。2012年メジャーデビュー。3オクターブを超えるその歌声には「f分の1ゆらぎ」と呼ばれる癒しの効果があると科学的に証明されている。障がい者のための施設「太陽の家」50周年記念式典にて天皇皇后両陛下の御前で国家歌唱。グラミー賞16度の名音楽プロデューサー、デイヴィッド・フォスターのディズニー記念アルバムに参加。世界一のテナーと言われるアンドレア・ボチェッリと共演。歴史ある28回京都泉涌寺音舞台に続き、30回金閣寺音舞台で歌唱。コピーライターとして三菱商事、JAL、Protea等を手掛けるほか、映画、テレビ番組、CMのテーマ曲の作曲、作詞、歌唱に数多く携わる。NHK英語番組レギュラー、FMラジオ番組パーソナリティ、報道ステーションゲストコメンテーター、東京藝術大学の特別講師など多彩に活躍。TEDxU Tokyoに出演「意味のある無音」を発表。2017年冬、世界20数カ国で公開されたムーミン映画の主題歌を英語版、日本語版両方を歌唱。10月に5thアルバム「Cinema Music」をリリース。2018年NHK大河ドラマ「西郷どん」劇中歌とエンディングテーマを歌唱。4月からNHKワールドにて世界160の国や地域で配信の「KABUKI KOOL」ナビゲーターを担当し、世界に歌舞伎の魅力を伝えていく。オーストラリア政府主催の「オーストラリアnow」親善大使に就任。

中川晃教(シンガーソングライター) Akinori Nakagawa, singersongwritter

1982年11月5日生まれ、宮城県仙台市出身。2001年8月1日、自身が作詞作曲をした「I WILL GET YOUR KISS」でデビュー。同曲にて第34回日本有線大賞新人賞を受賞。02年、日本初演となるミュージカル「モーツァルト!」の主役に抜擢され、初舞台にして第57回文化庁芸術祭演劇部門新人賞、第10回読売演劇大賞優秀男優賞、杉村春子賞を受賞するという前例にない快挙を達成。以降音楽活動と並行し俳優としても活動を開始。04年、ファーストアルバム「中川晃教」が台湾でリリースされCDデビュー。その翌年には台湾でコンサートを開催するなど、台湾での人気も高い。また08年には「吉村作治 早大エジプト発掘40年展」のオフィシャルソングとして「BLUE DREAM」を書き下ろす。近年の主な出演作品として「抜目のない未亡人」(三谷幸喜演出)、「グランドホテル」(トム・サザーランド演出)、「フランケンシュタイン」(板垣恭一演出)、「きみはいい人、チャーリー・ブラウン」(小林香演出)等。16年に主演を務めたミュージカル「ジャージー・ボーイズ」では第24回読売演劇大賞最優秀男優賞、第42回菊田一夫演劇賞を受賞。舞台の出演のみならず「銀河英雄伝説」「SONG WRITERS」などでは楽曲提供としても携わっている。18年主な出演作は、舞台「銀河鉄道999」~GALAXY OPERA~、ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」、ミュージカル「サムシング・ロッテン!」。
Twitter @nakagawa1982aki

三宅理恵(ソプラノ) Rie Miyake, soprano

東京都出身。東京音楽大学卒業声楽演奏家コース卒業、同大学修士課程(オペラ)首席修了。2006年よりローム ミュージック ファンデーション特別奨学生としてニューヨークに留学。ロレーヌ・ヌーバー、ドーン・アップショウ各師の下で研鑽を積む。 09年バード音楽院修士課程(声楽)修了。ヒューストングランドオペラ・エレノア・マッカラムコンクール、セミファイナリスト。メトロポリタンオペラ・ナショナルカウンシルオーディション、ニューヨーク地区セミファイナリスト。パームビーチオペラオペラコンクール上位入賞。10年藤沢オペラコンクール奨励賞受賞。オペラは、クリスティアン・アルミンク指揮新日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会「レオノーレ」(日本初演・演奏会形式)マルツェリーネ役で出演。小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトでは複数回にわたりアンダースタディやカヴァーキャスト等として参加し、同プロジェクト「カルメン」フラスキータ役では急遽メインキャストとして参加し、聴衆、メディアからも大好評を博した。11年宮本亜門演出「フィガロの結婚」で二期会オペラデビューを果たし、その後新国立劇場鑑賞教室「愛の妙薬」ジャンネッタ役、日生劇場開場50周年「フィデリオ」(飯守泰次郎指揮)マルツェリーネ役、「ヘンゼルとグレーテル」グレーテル役、新国立劇場「パルジファル」(飯守泰次郎指揮)花の乙女役、その他「ラ・ボエーム」ムゼッタ役、「アマールと夜の訪問者」アマール役等に出演。17年7月佐渡裕プロデュースオペラ「フィガロの結婚」バルバリーナ役、9月にはパーヴォ・ヤルヴィ指揮NHK交響楽団、モーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」(演奏会形式)ツェルリーナ役を務め、絶賛を博す。オペラの分野以外にも、フォーレ「レクイエム」、シューベルト「ミサ曲第5番 変イ長調」、モーツァルト「レクイエム」、「雀のミサ」、ブラームス「ドイツレクイエム」、カール・ジェンキンス「レクイエム」、アンドリュー・ロイドウェバー「レクイエム」等宗教曲のソリストとして活躍。15年、「マエストロ・オザワ80歳バースデーコンサート」に唯一の日本人女性ソリストとして出演し、その模様はNHKでも放映、放送された。16年セイジ・オザワ松本フェスティバルにて、ファビオ・ルイージ指揮マーラー:交響曲第2番「復活」ソプラノ・ソロを務めた。17年1月には現田茂夫指揮九州交響楽団ニューイヤー・コンサート、10月には小澤征爾指揮水戸管弦楽団定期演奏会でのベートーヴェン「第九」のソプラノ・ソロで出演した。村上龍氏著、「日本の伝統行事 Japanese Traditional Events(講談社)」に収録されている「日本の童謡と唱歌集/坂本龍一氏監修」では、日本の童謡ならびにその英語版の楽曲に、声楽として参加。村上龍氏より「国境を越えた」声として評される。他にも、東京フィルハーモニー交響楽団「こども音楽館」、「午後のコンサート」にて指揮者ダン・エッティンガーの同時通訳を兼ねながらの歌唱や、また「名曲アルバムコンサート」でのNHK交響楽団メンバーとの共演などがある。海外では、08年、デイヴィッド・ブルース作曲のオペラ「A Bird in Your Ear」の世界初演に王女役で出演。09年にはパオラ・プレスティーニ作曲のオペラ「Oceanic Verses」のソリストとしてカーネギーホール・デビューを果たした。二期会会員。

加耒徹(バリトン) Toru Kaku, baritone

福岡県出身東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程独唱科を首席で修了。大学院アカンサス賞受賞、武藤舞奨学金を受ける。二期会オペラ研修所マスタークラスを総代で修了し、最優秀賞および川崎靜子賞受賞。NEUE STIMMEN 2013国際コンクール、日本人男声として初のセミファイナル進出。第20回友愛ドイツリートコンクール第2位。日本歌曲賞、日本Rシュトラウス協会賞受賞。2014年シャネル・ピグマリオン・デイズアーティスト。バッハ・コレギウム・ジャパン声楽メンバーとして海外ツアー、録音にも参加する他、「マタイ受難曲」「メサイア」などの公演でソリストとして出演。オペラでは、日生劇場オペラ公演「ドン・ジョヴァンニ」タイトルロール、二期会オペラ公演「ナクソス島のアリアドネ」ハルレキン、二期会ニューウェーブオペラ公演「ジューリオ・チェーザレ」アキッラなどで出演。歌曲の演奏には定評があり、「冬の旅」「詩人の恋」をはじめ世界各国の歌曲に幅広くレパートリーを持つ。CD「Kaku Toru Début」「加耒徹×ドイツ歌曲」をリリース。NHK-FM「リサイタルノヴァ」出演。二期会会員。


(C)Kei Uesugi

【チケット完売】

Hakuju Hallチケットセンター 電話:03-5478-8700

10:00~18:00
火~土(祝日・休館日を除く)

メッセージ

2016年5月から始まった音楽劇紀行も、ついに最終夜、第六夜となりました。音楽劇の誕生とバロック・オペラを中心に取り上げた第一夜から、第六夜では現在でも新作が次々と生まれ続けている、「現代の音楽劇」といえるミュージカルを中心に取り上げます。
ミュージカルをクラシックホールで演奏するにふさわしい、最高の実力者達が揃いました。抜群の歌唱力と演技力を誇る中川晃教さん、容姿実力を兼ね備え、ネイティブとしての発音の美しさをも備えたサラ・オレインさん。オペラ界からは加耒徹さんと三宅理恵さんがミュージカルでも圧倒的な美声を響かしてくれます。
通常のミュージカルではマイクを使い、拡声して上演が行われるものですが、Hakuju Hallの音響の良さとピアノを中心とする生楽器による演奏によって、訳詞ではなくオリジナル原語で歌われ、歌手の息づかいがそのまま伝わる繊細な生演奏をお聴き頂けることになります。是非、この機会をお聴き逃しなく、楽しみにいらしてください!

田尾下哲(総合プロデューサー)

音楽劇紀行の最終夜。
喜怒哀楽の感情を大胆に表出するスタイルに変貌したバロック時代。この時代にオペラが生まれたのはある意味必然であり、いよいよ万人が音楽を享受し、楽しむ時代へと変化しました。
そしてこれは聴衆のウケが重要であるという新たな価値観を生むことにもあり、エンターテインメントとしての音楽も考える時代になりました。そのためにインパクトを強調する作曲法、情感たっぷりの表現、ストーリーを音楽にも語らせる新手法など新たな処方が開発され、これらはソナタなど音楽の有機的な展開方法を軽視する大きな理由にもなりました。
もちろん、だからオペラの展開と同時に音楽の中身それ自体にも非常にアカデミックな書法を取り入れて、オペラと純音楽の融合を図ろうとした作曲家だっています。
今や世界中で多くのファンを集める一大エンターテインメントへと発展したミュージカル。そんなミュージカルを中心に音楽劇のこれまでの足跡、共通項、独自性、これからのオペラの可能性も考えながら、音楽劇の魅力を存分に味わっていただきたいと思っています。

加藤昌則(音楽監督/ピアノ)