第37回 ワンダフルoneアワー
漆原朝子&ベリー・スナイダー デュオ・リサイタル

洗練と円熟のデュオ

2018年12月19日(水)

①15:00開演(14:30開場) ※約1時間/休憩なし
②19:30開演(19:00開場) ※約1時間/休憩なし

各回全席指定3,000円(税込)

第2回日本国際音楽コンクールに16歳で最年少で優勝後、ジュリアード音楽院で学び、ニューヨークでのデビューリサイタルでは「1920年代の巨匠を思わせる演奏」、翌年のワシントンでのリサイタルは「恐るべき才能」と絶賛された漆原朝子。以降、日本国内はもとより、欧米各地でのリサイタル、主要オーケストラとの共演、音楽祭への出演など国際的な活躍を続ける漆原が、名ピアニストとして名高いベリー・スナイダーを迎え、ワンダフルoneアワーに初登場します!1966年のヴァン・クライバーン・コンクールでラドゥ・ルプーに次ぐ銀賞を獲得して以来の長いキャリアを誇るスナイダーは、ジャズ・ピアニストの小曽根真にクラシック奏法を教えた師でもあり、演奏家としてのみならず「最も望まれるピアノ教授」としても著名。ベートーヴェン「スプリング・ソナタ」などヴァイオリン・ソナタの王道の名曲が、名デュオによってどう表現されるか、ご期待ください!

[出演]

漆原朝子(ヴァイオリン)
ベリー・スナイダー(ピアノ)

[プログラム]

モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ 第28番 ホ短調 K.304
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ 第5番 ヘ長調 op.24 「スプリング・ソナタ」
ショパン:ノクターン 第16番 変ホ長調 op.55-2 ※ピアノ・ソロ
ショパン:マズルカ 第13番 イ短調 op.17-4 ※ピアノ・ソロ
ショパン(イザイ編):バラード 第1番 ト短調 op.23

[プロフィール]

漆原朝子(ヴァイオリン) Asako Urushihara, violin

日本を代表する国際的ヴァイオリニストの一人である漆原朝子は東京藝術大学附属高等学校在学中に第2回日本国際音楽コンクールにおいて最年少優勝並びに日本人作品最優秀演奏賞を受賞し、一躍内外の注目を集めた。東京藝術大学に入学した翌年、文化庁芸術家在外研修員としてジュリアード音楽院に留学。ヴァイオリンを徳永二男氏、ドロシー・ディレイ女史らに師事。1988年、NHK交響楽団定期公演でのデビューに引き続き、ニューヨークでリサイタル・デビューを行い、ニューヨーク・タイムズ紙で「1920年代の巨匠を思わせる演奏」と高く評価され、翌年のケネディ・センターでのリサイタルでは、ワシントン・ポスト紙に「恐るべき才能」と絶賛された。さらにマールボロ音楽祭では、リチャード・グード等との共演に加えて、往年の巨匠ルドルフ・ゼルキンに認められて共に演奏する。尚、この演奏会はゼルキンにとって生前最後の公演となった。92年ウィーン・ムジークフェラインザールでのリサイタル以後は次第にヨーロッパでの活動が活発化し、ザルツブルク、ルツェルン、ウィーン芸術週間、シュヴェッツィンゲン、ベルリン・ビエンナーレ、パリの秋、ダルムシュタットなどの音楽祭にも度々登場するほか、欧米各地で数多くのリサイタルツアーを行う。漆原朝子は多くの指揮者・オーケストラから常に高い信頼を得ており、ホルスト・シュタイン、フェルディナント・ライトナー、ジャン・フルネ、ガリ・ベルティーニ、エサ=ペッカ・サロネン、ズデネェク・マーツァル(マカール)、イルジー・ビエロフラーヴェク、マルティン・トゥルノフスキー、ベルンハルト・クレー、アレクサンドル・ラザレフ等の指揮者や、ハンガリー国立響、プラハ放送響、ロイヤル・リヴァプール・フィル、モスクワ国立響、ボルティモア響、ミルウォーキー響、南西ドイツ放送響、ミュンヘン室内管弦楽団、ワルシャワ・フィルなど欧米各地のオーケストラと共演するほか、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティフィルなど日本の主要オーケストラとも度々共演している。これまでに、第4回アリオン賞(87年)、モービル音楽賞奨励賞(90年)等を受賞。また、CDも古典から現代前衛作品に至る、非常に広範なレパートリーを多数リリースしているが、2002年に行われ、各方面から注目と賞賛を得た「漆原朝子のシューマン~ヴァイオリンソナタ全3曲&3つのロマンス」(ピアノ=ベリー・スナイダー)のコンサートライヴCDを03年6月にリリースし、作品の再評価を大きく促す名演、演奏家としてのめざましい充実などと非常に高い評価を得ている。さらに、04年その続編として開催された「漆原朝子のブラームス~ヴァイオリンとピアノのための作品完全全曲演奏会」も新聞評などで絶賛を博し、この模様もやはりディスクとして05年6月にリリースされ、同様に高い評価を得ている。06年にはシューマン没後150周年を記念して最晩年の傑作ヴァイオリン・ソナタ全曲を再び取り上げるほか、大阪センチュリー交響楽団シューマン・ツィクルスにも登場し大きな注目と賞賛を得た。08~09年にはベリー・スナイダー、ロータス・カルテットと共に「シューベルト:ヴァイオリン作品全集」をレコーディング。ベリー・スナイダーとは20年以上にわたってデュオを組んでおり、09年にオール・シューベルト、10年には生誕200周年記念シューマン・プログラムなどテーマ性をもったリサイタルツアーをその後13年、15年にも行っている。また、12~13年には東京と大阪でベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲ツィクルス(ピアノ=鈴木慎崇)を行い、聴衆にひときわ深い感銘を与えた。近年では、ライフワークの一つでもある大作エルガー:ヴァイオリン協奏曲を、指揮者ジョセフ・ウォルフと共に13年広響定期、15年群響定期・東毛定期、17年兵庫芸術文化センター管弦楽団定期(三公演)で共演を続けており、兵庫での演奏はライヴレコーディングCDとしてリリースされて話題となり、各方面より高評を得ている。姉漆原啓子との共演で、平成26年度文化庁芸術祭レコード部門優秀賞受賞。現在、東京藝術大学教授、大阪音楽大学特任教授。


(C)Naoya Yamaguchi, studio Diva

ベリー・スナイダー(ピアノ) Barry Snyder, piano

多彩な音楽家として、国際的にも高く評価されており、その演奏活動も広範囲に及ぶ。1966年、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて3つの賞を受賞し、注目を集める。以後、レコーディング活動を積極的に行うと同時に、約40年にわたって世界の主要都市で数多くのコンサートを行っている。これらの演奏ではソリストとしてR.ショー、L.ストコフスキー、D.ジンマン、C.デュトワ、S.アーリングなどの指揮による、デトロイト響、ワシントン・ナショナル響、ヒューストン響、アトランタ響、シンガポール響、日本フィルなどと協演。また室内楽奏者としての評価も高く、これまでH.プレイ、J.D.ガエタニ、Z.ゼイトリン、A.カバフィアン、漆原朝子、S.ローゼンバーグ、また、ザ・クリーヴランド、パセール&カーティスカルテット、ボニタ・ボイド、スティーブン・ドアンヌらと共演する。現代音楽にも意欲的に取り組み、V.レイノルズの “Florilegium. Vols.I&II -ソロピアノのための-”、 “ピアノと管弦楽のための協奏曲”、C.パンの “ベリー・スナイダーのための即興曲” といった曲を献曲されている。また、S.ホドキソン、A.R.トーマスらの作品を世界初演を行う。1970年よりイーストマン音楽院ピアノ科教授を務めるほか、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージック(マンチェスター)、トリニティ・カレッジ、ギルドホールスクール(ロンドン)、アカデミー・オブ・ミュージック(ポーランド)、フライブルク音楽学校(ドイツ)、マンハッタンスクール・オブ・ミュージック(ニューヨーク)、ミシガン大学、ヒューストン大学などでもマスタークラスを行っている。近年では “最も望まれるピアノ教授” としてその名が挙げられている。又、ベリー・スナイダーは、国際的ジャズ・ピアニストとして著名な小曽根真にオーセンテックなクラシック奏法を伝授した師でもある。


(C)Naoya Yamaguchi, studio Diva

オンライン予約

Hakuju Hallチケットセンター 電話:03-5478-8700

10:00~18:00
火~土(祝日・休館日を除く)

【DM会員先行発売】
5月12日(土)~5月18日(金)
※日・月・祝日 休み
【一般発売】
5月19日(土)~