<Hakuju Hall 開館15周年記念> 「藤倉大 個展」

世界が誇る気鋭の作曲家・藤倉大の個展を開催!
藤倉の呼びかけで日本が世界に誇る気鋭の演奏家が集結!

2018年10月20日(土)

  Part1 14:00開演(13:30開場) ※約1時間/休憩なし
  Part2 15:30開演(15:00開場) ※約1時間/休憩なし

各回全席指定2,500円(税込)
セット券4,500円(税込)※限定50セット

Hakuju Hall開館15周年記念として、世界が誇る気鋭の作曲家・藤倉大の個展を開催いたします。10周年にも藤倉作品の公演を行いましたが、今回の個展ではその際に演奏されてない作品を集めました。中には初演の際と同じ音楽家で演奏される曲も含まれております。そして、注目は開館15周年記念のために委嘱した新作世界初演。演奏はN響首席としても広く知られ、ソロやアンサンブル活動でも高い評価を受けている、日本を代表するホルン奏者の福川伸陽が務めます。その他の作品も、日本を代表する今最も活躍・注目のアーティスト達によって演奏されます。篠原悠那北田千尋中恵菜笹沼樹の世界へ羽ばたく若き4人で結成されたカルテット・アマービレは、難関で知られる第65回ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で3位入賞、併せて委嘱新作特別賞を受賞という快挙を果たし、今後の活躍が期待される新星カルテット。ソプラノの小林沙羅はオペラや歌曲の他、現代作品などでその表現力に高い評価を受ける華麗なる歌姫。カメラータ・チューリッヒのソロ首席奏者で、スイスを拠点に国内外で活躍するチェロの新倉瞳。邦楽界からは、伝統的な作品から伝統の枠を超えた作品まで、新しい三味線の可能性に挑み、三味線演奏家としてはじめて東京オペラシティ文化財団“B→C”の出演、第25回出光音楽賞を受賞した、三味線の本條秀慈郎。幼少期から長いキャリアを誇り、様々なコンクールでの優勝を経てなお現在まで演奏のみずみずしさを失わず、古典から現代作品まで幅広い演奏を続けているギターの村治奏一。型破りの経歴と今までの日本の管楽器界の枠にとらわれず世界で活躍中の、現在最も注目される期待のクラリネット奏者の吉田誠。藤倉の呼びかけで集結した豪華メンバーによる今回の個展を、どうぞお楽しみください。

[出演]

カルテット・アマービレ(弦楽四重奏)
   [篠原悠那、北田千尋(以上、ヴァイオリン)、中恵菜(ヴィオラ)、笹沼樹(チェロ)]
小林沙羅(ソプラノ) 新倉瞳(チェロ) 福川伸陽(ホルン) 本條秀慈郎(三味線)
村治奏一(ギター) 吉田誠(クラリネット)

[プログラム]

Part 1

藤倉大(1977-):
Neo(音緒)~三味線のための (2014)
きいて~ソプラノのための (2017)
Moment~チェロのための (2006)
ゆらゆら~ホルンのための (2017)
GO~ピアノと管楽のための より 第5楽章 クラリネット独奏曲 (2016)
Eternal Escape~チェロのための (2001 rev. 2006)
Halcyon~クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための (2011)

Part 2

Rubi(co)n~クラリネットのための100の音 (2006)
ゆらゆら~ホルンと弦楽四重奏のための (2017)
Osm~チェロのための (2015)
夜明けのパッサカリア~ソプラノのための (2017)
チャンス・モンスーン~ギターのための (2014)
Perpetual Spring~クラリネットと弦楽四重奏のための (2017)
はらはら~ホルンのための (2018 Hakuju Hall 開館15周年記念作品 世界初演)

[プロフィール]

藤倉大(作曲家) Dai Fujikura, composer

1977年大阪生まれ。15歳で渡英し、エドウィン・ロックスバラ、ダリル・ランズウィック、ジョージ・ベンジャミンの各氏に師事。ハダースフィールド国際音楽祭作曲家賞、ロイヤル・フィルハーモニック作曲賞、国際ウィーン作曲賞、パウル・ヒンデミット賞、尾高賞、芥川作曲賞、中島健蔵音楽賞、エクソン・モービル賞、ヴェネツィア・ビエンナーレ音楽部門銀獅子賞をはじめ、数々の著名な作曲賞を受賞。ザルツブルグ音楽祭、ルツェルン音楽祭、BBCプロムス、バンベルク響、シカゴ響、アンサンブル・アンテルコンタンポラン、シモン・ボリバル響、アルディッティ弦楽四重奏団等から作品を委嘱され、国際的な共同委嘱もますます増えている。また世界で演奏される機会の大変多い作曲家の1人である。藤倉の作品は、ブーレーズ、エトヴェシュ、ノット、ドゥダメル、アルミンク、リープライヒ、山田和樹ら指揮者、ムローヴァ、ケラス、ベレゾフスキー、クレア・チェイス、諏訪内晶子、小菅優らのソリストが藤倉の作品を初演・演奏している。2015年シーズンは、初のオペラ《ソラリス》(シャンゼリゼ劇場/ローザンヌ歌劇場/リール歌劇場共同委嘱)が世界初演され、現地メディアからの大絶賛を博す。弦楽オーケストラ作品《Infinite String》(ニューヨーク・フィルハーモニック/NHK交響楽団/アンサンブル・レゾナンツ共同委嘱)、フルート協奏曲(名古屋フィルハーモニー交響楽団/セントポール室内管弦楽団共同委嘱)等の作品を発表、16年シーズンは、チェリストのジャン=ギアン・ケラスのためのチェロ独奏作品《Osm》(トッパンホール15周年記念委嘱作品)、NHK交響楽団首席ホルン奏者福川伸陽のためのホルン協奏曲第2番、ニューヨーク、リンカーン・センターで行われるモーストリー・モーツァルト・フェスティバルでのチェロ協奏曲、フルート協奏曲(アンサンブル版)、オルガン独奏のための《Water Path》(ベルギー・アルス・ムジカ音楽祭委嘱作品)、山田和樹指揮、東京混声合唱団のための《ざわざわ》等が初演、演奏された。17年シーズンは、東京芸術劇場で開催された大型現代音楽イベント「“Born Creative” Festival 2017」のアーティスティック・ディレクターに就任、初年度を成功裏に終えた。9月にはイル・ド・フランス管弦楽団のコンポーザー・イン・レジデンスにも就任。オーケストラのための《ゴースト・オブ・クリスマス》ピアノと管楽のための五重奏《GO》(小菅優委嘱作品)、諏訪内晶子とボリス・ベレゾフスキーのためのヴァイオリンとピアノのための《Pitter-Patter》(国際音楽祭NIPPON 委嘱作品)等の作品を発表。18年シーズンは、自身2作目のオペラ《黄金虫》(スイス・バーゼル劇場委嘱作品)、世界的チューバ奏者、オイスタイン・ボーズヴィークのためのチューバ協奏曲等を発表。待機作品として、オーケストラのための《グローリアス・クラウズ》(名古屋フィルハーモニー交響楽団/WDR交響楽団/イル・ド・フランス管弦楽団共同委嘱作品)、ピアノ協奏曲第3番(スイス・ロマンド管弦楽団/モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団/読売日本交響楽団)、3作目のオペラ等が控えている。また、実験的なポップスやジャズ、即興の世界のアーティストともコラボレーションも多数。坂本龍一との共同作曲作品は白寿ホールで世界初演され、デヴィッド・シルヴィアンとの共同作曲作品はシルヴィアンのアルバム「died in the wool」に収録されている。また、ノルウェーのジャズ即興アーティストの Jan Bang、 Sidsel Endresenとの共同作品は、Jazzland レコードよりリリースされている。録音は、NMC、commmons、KAIROS、ストラディヴァリウス、ソニーミュージック、藤倉大自身が主宰する音楽レーベルMinabel Recordsから作品集が、楽譜はリコルディ社から出版されている。
Minabel Records:http://minabel.com/
スコア、CD、グッズ等のオンラインストア:http://www.daifujikura.com/un/shop.html


(C)Seiji Okumiya

カルテット・アマービレ(弦楽四重奏) Quartet Amabile, string quartet

2016年9月難関で知られる第65回ARDミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門第3位に入賞、合わせて特別賞(コンクール委嘱作品の最優秀解釈賞)を受賞。桐朋学園大学在籍中のメンバー(vn篠原悠那、北田千尋、va中恵菜、vc笹沼樹)により結成され、緻密かつエネルギッシュな演奏が話題を呼んでいる。現在磯村和英、山崎伸子氏に師事している。第10回横浜国際音楽コンクールアンサンブル部門一般の部第1位及び全部門グランプリ受賞。第12回ルーマニア国際音楽コンクールアンサンブル部門第1位、コカ・コーライーストジャパン賞を受賞。第12回ミュージックアカデミーinみやざきにて講師特別賞、第26回リゾナーレ室内楽セミナーにて奨励賞を受賞。第37回霧島国際音楽祭にてクシシュトフ・ヤブウォンスキ氏と共演し、霧島国際音楽祭賞、堤剛音楽監督賞を受賞。松尾学術振興財団より松尾音楽助成・奨励を受ける。17年5月別府アルゲリッチ音楽祭にて、マルタ・アルゲリッチ氏と共演。

篠原悠那(ヴァイオリン) Yuna Shinohara, violin

2011年第80回日本音楽コンクール第2位、並びに岩谷賞(聴衆賞)受賞。テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」に出演。CHANEL・Pygmalion Days2015アーティスト。16年CD「Estreno」をリリース、トッパンホールにてCDデビュー記念リサイタルを行う。辰巳明子氏に師事し、桐朋女子高等学校音楽科を首席で卒業、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマ・コース(特待生)修了。現在国際メニューイン音楽アカデミー(スイス)にてマキシム・ヴェンゲーロフ氏に師事。室内楽を東京クヮルテット、徳永二男、藤井一興他に師事し、プロジェクトQ第10~13章、MMCJ他を受講。ヤマハ音楽支援制度奨学生、明治安田クオリティオブライフ文化財団奨学生。使用楽器はNPO法人イエロー・エンジェルより貸与されている1832年製G.F.プレッセンダ“カール・フレッシュ”。

北田千尋(ヴァイオリン) Chihiro Kitada, violin

広島出身。3歳よりヴァイオリンをはじめる。第65回全日本学生音楽コンクール全国大会中学生の部第1位併せて東儀賞、兎束賞、音楽奨励賞、ANA賞受賞。いしかわミュージックアカデミーIMA奨励賞受賞。ミュージックアカデミーinみやざきにおいて優秀賞受賞。宗次エンジェル基金/公益社団法人日本演奏連盟 新進演奏家国内奨学生。明治安田クオリティオブライフ文化財団奨学生。これまでに川本義幸、小室瑛子、村上直子、篠崎功子の各氏に師事。桐朋学園大学音楽学部4年在学中。

中恵菜(ヴィオラ) Meguna Naka, viola

京都市出身。2005年全日本学生音楽コンクール名古屋大会小学校の部入選。06年岡山若い芽を育てる会にて遠山賞受賞。これまでに、ヴィオラマスタークラスin小樽、ヴィオラスペース、MMCJ、霧島国際音楽祭、プロジェクトQ第10~13章を受講、宮崎国際音楽祭、北九州国際音楽祭、十勝チロット音楽祭、ゆうばりミュージックセミナー2015の受講生コンサート他に出演、米国インディアナ大学現代日本音楽祭にて、カルテットおよびソロの初演を果たす。第5回次代へ伝えたい名曲 今井信子ヴィオラ・リサイタルにて、今井信子氏と共演。桐朋学園大学音楽学部卒業。現在、ベルリン国立ハンス・アイスラー音楽大学に在籍。ヴィオラを佐々木亮、ヴァルター・キュスナーの各氏に師事。

笹沼樹(チェロ) Tatsuki Sasanuma, violoncello

全日本学生音楽コンクールチェロ部門高校の部、ザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクール、東京音楽コンクール、日本音楽コンクールなどで優勝、入賞。北九州国際音楽祭、十勝音楽祭、Melbourne Cello Festival、Piatigolsky International Cello Festival、ニューヨークのジャパン・ソサエティー制作事業等に参加。霧島国際音楽祭では霧島国際音楽祭賞、堤剛音楽監督賞を受賞。これまでにヴェンゲーロフ、ギトリス、2cellos、篠崎史紀各氏、新日本フィルハーモニー交響楽団等と共演。桐朋女子高等学校音楽科チェロ科を首席卒業後、桐朋学園大学ソリストディプロマコース、並びに学習院大学文学部ドイツ語圏文化学科卒業。学習院文化活動賞を受賞し、リサイタルは天皇皇后両陛下をお迎えしての天覧公演となった。現在桐朋学園大学大学院に在籍中。堤剛氏に師事。ヤマハ音楽奨学生、ローム ミュージック ファンデーション奨学生。CHANEL Pygmalion Daysアーティスト。


(C)Kei Uesugi

小林沙羅(ソプラノ) Sara Kobayashi, soprano

東京藝術大学卒業。同大学院修士課程修了。2010年度野村財団奨学生、11年度文化庁新進芸術家在外研修員。14年度ローム ミュージック ファンデーション奨学生。10年から15年にはウィーンとローマにて研修と演奏活動を行う。日本声楽アカデミー会員、藤原歌劇団団員。17年、第27回出光音楽賞受賞。06年に「バスティアンとバスティエンヌ」バスティエンヌでデビュー後、東京芸術劇場シアターオペラシリーズに「トゥーランドット」リュー、「メリーウィドゥ」ヴァランシエンヌ、日生劇場「ヘンゼルとグレーテル」グレーテル、兵庫県立芸術文化センター「こうもり」アデーレ等、多くのオペラに出演。千住明・松本隆の「隅田川」狂女、三枝成彰「KAMIKAZE」愛子など、多くの新作オペラ初演を務める。12年ブルガリア国立歌劇場「ジャンニ・スキッキ」ラウレッタ役で欧州デビュー、その後「愛の妙薬」アディーナ役でも出演するなど海外へも活動の幅を広げている。14年には新国立劇場シーズンオープニング公演新制作「パルジファル」花の乙女役に出演。15年には野田秀樹演出、井上道義指揮、オペラ「フィガロの結婚」スザンナ役で全国10都市14公演に出演、その歌唱力に加え演技力も高く評価され好評を博す。17年2月には「カルメン」ミカエラ役で藤原歌劇団にデビュー。10月にはオペラ「狂おしき真夏の一日」アイコ役(三枝成彰新作)に出演、11月にはオペラ「ポッペアの戴冠」アモーレ役ヴァレット役で初のバロックオペラ出演を果たす。18年7月には兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールにてオペラ「魔弾の射手」(佐渡裕指揮)にエンヒェン役で出演予定。また、フォーレ「レクイエム」、ヘンデル「メサイア」、マーラー「交響曲第4番」、モーツァルト「歌え喜べ幸いなる魂よ」等のソリストとしても多くのオーケストラと共演。最近ではテレビ朝日「題名のない音楽会」、17-18年東急ジルベスターコンサート(テレビ東京及びBSジャパンにて生中継)、18年NHKニューイヤーオペラコンサート(NHKEテレにて生中継)など、テレビへの出演も多い。14年に日本コロムビアよりデビューCDアルバム「花のしらべ」をリリース。16年にはセカンドアルバムとなる「この世でいちばん優しい歌」をリリース。


(C)Nippon Columbia

新倉瞳(チェロ) Hitomi Niikura, violoncello

幼少期をアメリカとドイツで過ごす。ドイツにて8歳よりチェロを始める。帰国後、香蘭女学校中等科、桐朋学園女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部を首席で卒業、卒業時には卒業生代表として皇居桃華楽堂新人演奏会に出演、御前演奏を行う。その後バーゼル音楽院ソリストコース・教職課程の両修士課程を最高点で修了。これまでにJan Vymyslicky、毛利伯郎、堤剛、Thomas Demenga、Martin Zaller(バロックチェロ)の各氏に師事。室内楽を徳永二男、原田幸一郎の各氏に師事。2014年よりCamerata Zürich のソロ首席チェリストに就任。03年いしかわミュージックアカデミーにてIMA音楽賞を受賞し、アメリカ/アスペン音楽祭に奨学生として参加。07年第28回霧島国際音楽祭にて霧島国際音楽祭賞を受賞。09年ルーマニア国際音楽コンクール室内楽部門にて第1位を受賞。15年スイスのベルンで開催されたOrpheus Kammermusikwettbewerbにて入賞。同年、ポルトガルのリスボンで開催されたInternacional Verão Clássico 2015チェロ部門にて第1位を受賞。16年5月スイスルツェルンの高級時計ブランドCarl.F.Bucherer より Pathos Woman Awardを受賞。17年2月第18回ホテルオークラ音楽賞受賞。06年8月桐朋学園大学在学中に、EMI Music Japanより「鳥の歌」をリリースし、紀尾井ホールにてデビュー。以後国内外でリサイタル、オーケストラとは、国内は東京交響楽団、東京シティフィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団、日本センチュリー交響楽団、札幌交響楽団、関西フィルハーモニー、セントラル愛知、オーケストラアンサンブル金沢、海外はKammer Orchester Basel(スイス)、バンコク王立交響楽団(タイ)と共演を重ねている。TV、ラジオにも多数出演し、09年には森下仁丹ビフィーナのCMキャラクターに抜擢された。2nd「トロイメライ」、3rd「Largo-愛の挨拶」計3枚のCDがリリースされ、15年には自身としては4thアルバムとなる「エルガー チェロ協奏曲」がSony music Directより発売。16年には「DUO:ブラームス&ラフマニノフ:チェロ・ソナタ」がLive Notesより発売。17年2月には5thアルバム「祈り」がSony music Directより発売された。14年から参加しているチューリッヒを拠点に人気のクレズマーバンドCheibe Balaganのメンバーとしても様々な音楽祭に招かれ、音楽の幅を広げている。15年よりキットカットショコラトリーのアンバサダーに選ばれ、タイアップ曲として自身初となるオリジナル曲を作曲(現在もプレミアムシアターにて公開中)、16年には三越伊勢丹とコラボレーションをし、JILL STUART、Maglie par ef-de、TOCCA、BLUE LABEL CRESTBRIDGE、Mademoiselle TARAの5社と共に演奏家のためのドレスをプロデュース、好評を博した。17年8月にはBSフジにてドキュメンタリー番組「チェリスト新倉瞳~スイスの風を奏でて~」が放送された。17年10月よりTV朝日「世界の街道をゆく」のテーマ曲のストリングスバージョンを新倉瞳Quartetとして担当している。現在はスイスを拠点に国内外でソリストとして活躍し、音楽の素晴らしさを広く深く伝えようとする姿勢は多くの共感を集めている。使用楽器は、宗次コレクションより貸与されたGiovanni Grancino(1694年製)。


(C)Hannes Heinzer

福川伸陽(ホルン) Nobuaki Fukukawa, horn

NHK交響楽団首席奏者。第77回日本音楽コンクール ホルン部門第1位受賞。ソリストとして、小林研一郎、沼尻竜典、下野竜也、手塚幸紀、梅田俊明、山下一史、藤岡幸夫、杉山洋一、鈴木優人らの指揮者と、パドヴァ・ヴェネト管弦楽団、京都市交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、N響メンバーによる室内オーケストラ、横浜シンフォニエッタ、兵庫芸術文化センター管弦楽団、東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団他と共演している。国内外の重要な指揮者、演奏家の信頼も篤く、パーヴォ・ヤルヴィやファビオ・ルイージをはじめ、故ビエロフラーヴェクなどの絶賛や、ライナー・キュッヒル(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター)、ハインツ・ホリガー(オーボエ奏者、作曲家)との共演も記憶に新しい。日本各地やアメリカ・ヨーロッパなどに数多く招かれており、「la Biennale di Venezia」「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」「東京・春・音楽祭」などをはじめとする音楽祭にもソリストとして多数出演。ホルンのレパートリーの拡大をライフワークとして、作曲家への委嘱や世界初演を積極的に行っている。福川伸陽のために書かれた作品は、吉松隆「Spiral Bird Suite」、藤倉大「ホルン協奏曲第2番」「ゆらゆら」「ぽよぽよ」、田中カレン「魔法にかけられた森」、川島素晴「Rhapsody in Horn」、酒井健治「In a blink」「告別」、鈴木優人「世界ノ雛型」「モーツァルティアーナ」「Romantissimo」、狭間美帆「Letter from Saturn」など数十曲に及ぶ。ソロ活動はフレンチホルンの分野に留まらず、ナチュラルホルン、ウィンナーホルン、フランス式ピストンホルンなどのピリオド楽器にも及び、バロックホルン奏者としてはバッハ・コレギウム・ジャパンへも度々客演している。近年は室内楽にも力を入れ「N響精鋭メンバーによるハルモニームジーク」やソリスト達で構成される木管アンサンブル「東京六人組」などで積極的な活動を展開。リサイタルや室内楽、協奏曲の演奏は、NHK、テレビ朝日、フジテレビをはじめ、ドイツ、イタリアなどでも放送された。キングレコードより3枚のソロCD、リヒャルト・シュトラウスの協奏曲第2番のライブレコーディングや、オクタヴィアレコードより多数の室内楽CDをリリースし、音楽之友社刊「レコード藝術」誌上にて特選版に選ばれている。


(C)大津智之

本條秀慈郎(三味線) Hidejiro Honjoh, shamisen

本條秀太郎師に古典、現代音楽を師事し俚奏楽本條秀慈郎の名を許される。2017年文化庁文化交流使を任命され、現代の三味線をテーマに2018年世界各国でリサイタルや各国オーケストラ、Ensemble Modern、InterContemporain、lCEと共演する。坂本龍一、藤倉大の新しいアルバムに参加、ロンドンのWigmore Hall で開催された藤倉大の個展で演奏するなど三味線演奏家として各方面で話題を呼んでいる。主に”現代の三味線音楽”を創造し、表現する事を目的に作曲家への委嘱など、活動を続けている。演出家故蜷川幸雄氏から"繊細で、時に強く烈しいその演奏は深い感動を呼び起こす"と評された。自主リサイタルの開催等国内の他、アメリカ、ヨーロッパ、アジア等各地で演奏。ソリストとして指揮者秋山和慶氏、井上道義氏や、東京シティフィルハーモニック、日本フィルハーモニー、オーケストラアンサンブル金沢と共演。アンサンブルではKari Kriikku率いるAvanti!室内アンサンブル、同じく佐藤紀雄とEnsemble NOMAD、Claire Chase、野坂操壽、福川伸陽、宮田まゆみ等現代音楽を率先する演奏家と共演。他ジャンルとの融合、試みも多くコンテンポラリーダンサーの平山素子、Lady GagaのデザインなどをしたLeeroy Newとも共演。桐朋学園短期大学部卒業、専攻科、研究生修了。在学中故杵屋勝芳壽氏に師事。現在同大学講師。現代邦楽研究所修了。津軽三味線を長谷川裕翔氏に師事。Acc Nakamura Kimpei フェローシップによりニューヨークへ留学。長谷記念くまもと全国邦楽コンクール最優秀賞、文部科学大臣賞。"花筐~高田和子氏へのオマージュ"を開催し第70回文化庁芸術祭新人賞。三味線演奏家としてはじめて東京オペラシティ文化財団"B→C"に出演や、第25回出光音楽賞、第27回京都青山音楽賞青山賞、第12回宇都宮エスペール賞を受賞。栃木未来大使任命。NHK教育「にっぽんの芸能」TV朝日「題名のない音楽会」等出演。

村治奏一(ギター) Soichi Muraji, guitar

1997年クラシカル・ギター・コンクール、98年スペイン・ギター音楽コンクール、第41回東京国際ギター・コンクールに続けて優勝。99年より米国の総合芸術高校ウォールナット・ヒル・スクールに留学し、ギターをニューイングランド音楽院でデイヴィッド・ライズナー、エリオット・フィスクに師事。2003年同高校音楽科を首席で卒業し、同時期にビクター・エンタテインメントよりリリースしたデビューアルバム「シャコンヌ」がレコード芸術誌の特選盤に選ばれる。メディアへの登場も多く、NHK「スタジオパークからこんにちは」や「トップランナー」、「J-MELO」、テレビ朝日「題名のない音楽会」をはじめテレビ、ラジオに多数出演。10年にはNHK-BS「街道てくてく旅~熊野古道をゆく~」のテーマ曲「コダマスケッチ」を作曲・演奏。12年秋には「トヨタ・クラシックス・アジアツアー2012」のソリストとして抜擢され、ウィーン室内管弦楽団と共にアジア5カ国でのコンサートツアーを成功させた。14年、初のコンチェルトアルバム「コラージュ・デ・アランフェス」(平成26年度文化庁芸術祭参加作品)をキングレコードよりリリース。16年には、自身でプロデュースしたソロアルバム「Off the Record」をテレビマンユニオンよりリリース。13年S&R財団ワシントン・アワードを受賞。これまでにNHK交響楽団をはじめ内外のオーケストラと多数共演。


(C)Shigeto Imura

吉田誠(クラリネット) Makoto Yoshida, clarinet

1987年兵庫県生まれ。5歳からピアノを、15歳からクラリネットを、22歳から指揮を始める。2006年東京藝術大学入学後、渡仏。08年フランス地方国立リュエル・マルメゾン音楽院を審査員満場一致の最優秀賞ならびにヴィルトゥオーゾ賞を得て高等課程を最短二年で卒業。文化庁海外新進芸術家派遣員として、09年パリ国立高等音楽院に首席入学し、ミシェル・アリニョン、パスカル・モラゲス両氏のもとで研鑽を積み、ジュネーヴ国立高等音楽院では、ロマン・ギュイヨ氏に師事した。第19回欧日音楽講座に於いて、ミシェル・アリニョン特別賞を特設され授与。第5回東京音楽コンクール木管部門第1位及び聴衆賞。12年~14年までサイトウ・キネン・フィスティバル松本(現セイジ・オザワ松本フェスティバル)+松本市民芸術館共同企画「兵士の物語」に出演。14年、トヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウィーンのソリストに抜擢され、全国ツアーに参加。同年テビューアルバムをリリース。15年には自主企画リサイタルシリーズ「五つの記憶」を始動し、アート・ディレクターの田村吾郎とのコラボレーションも大きな話題となった。16/17シーズンは、2ヶ月連続でテレビ朝日「題名のない音楽会」で特集が組まれ、音楽業界の注目を集める。10月にはウィーンフィル首席奏者、ダニエル・オッテンザマーの代役として神戸国際芸術祭(音楽監督:ヘーデンボルク・直樹)へ鮮烈デビュー。11月にはサントリーホール ブルーローズでのソロ・リサイタルを成功裏に収めた。17/18シーズンは、世界を舞台に活躍するピアニスト、小菅優のプロジェクト「ベートーヴェン詣」にて、小菅優、フィリップ・トーンドゥル、トゥーニス・ファン・デァ・ズヴァールト、小山莉絵との共演によるピアノと管楽のための五重奏曲の全国ツアーへ参加。スイス、ドイツ、オーストリア、フランスでのリサイタルが現地メディアから絶賛を博す。18年2月にはロンドンのウィグモアホールでのデビューを控えている。18/19シーズンは、キュッヒル・カルテットとの共演や、ピアニストにディアナ・ケトラーを迎えた東京文化会館でのリサイタル、シトコヴェツキー・トリオとの全国ツアー、協奏曲演奏等、更に精力的な活動を展開予定。これまでに秋山和慶、大植英次、大友直人、小林研一郎らの指揮のもと、大阪フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団等のオーケストラとソリストとして共演。サントリーホール チェンバー・ミュージック・ガーデン、ラ・フォル・ジュルネ、ルツェルン・フェスティバル・アークノヴァ等の音楽祭に招かれ、サントリーホール、東京文化会館、紀尾井ホールをはじめとする国内主要ホール、フランス、ドイツ、オーストリアでリサイタル、室内楽公演を重ねている。アムステルダム在住。


(C)RamAir.LLC

オンライン予約

Hakuju Hallチケットセンター 電話:03-5478-8700

10:00~18:00
火~土(祝日・休館日を除く)

【DM会員先行発売】
5月12日(土)~5月18日(金)
※日・月・祝日 休み
【一般発売】
5月19日(土)~

メッセージ

Hakuju Hallは僕の最初の室内楽の個展から、アメリカのアンサンブルICEを招いて行ったコンサート、そして今回の個展、と何度もお世話になっているホールです。
僕は「室内楽のホールでこのHakuju Hall以上に響きの良いホールは経験したことがない」と海外でもよく言っていますし、それは本当にそう思います。
いつも身近でこの響きを当たり前の様に感じているHakuju Hallの人達さえも、このホールの本当の凄さを分かってるのかな?と思ってしまうくらいです。
ICEの演奏家達も言っていましたが、電子音楽の演奏をしても、器楽曲の室内楽の音楽をしても響きが少しも不自然にならず、また1列目に座って聴いても最終列に座って聴いても、そして空席時でも満席時でも舞台上での音がほとんど変わらない、と言う本当に不思議なホールです。
僕もどうしてそういう音響効果になるのかイマイチわかりません。
まさに魔法のホールです。15周年、おめでとうございます!

藤倉大(作曲家)

この10月に、Hakuju Hallは15周年を迎えます。ご愛顧頂きましたお客様、アーティスト、音楽事務所の方々を始め、全ての関係者にこの場を借りて御礼申し上げます。どうもありがとうございます。

藤倉さんとのご縁は5年ぶりで、ホール10周年を記念して始めたイベント、3種類の芸術ジャンルをクロスオーバーさせる「アート×アート×アート」という企画の第1弾をプロデュースして頂きました。あれから、コンテンポラリージャンルに於けるHakuju Hallの音響の優位性をご発言頂いているのを知り、どこかでまた藤倉さんの個展をお願いしたいという事で今回、お願いする事としました。折角なので世界初演の新作も委嘱。前回企画以来懇意にさせて頂いているホルン奏者の福川伸陽さんにご監修頂き、ホルン・ソロ曲「はらはら」をご披露致します。同時期に「ボンクリ・フェス」、オペラ「ソラリス」を主催する東京芸術劇場の皆様と、この秋は、イギリス在住の大作曲家・藤倉大を一緒に盛り上げたいと思っております。

10周年の藤倉さんとの企画にご参加頂いた演奏家の皆様とは、その後、そこから派生した企画も多数生まれました。大作曲家であり名プロデューサーでもあられる藤倉さんに紡いで頂いた今回の縁をきっかけに、Hakuju Hall 20周年に向けてお客様に新しい何かをご提供出来る予感もあり、これから先に対しても今からワクワクしています。

原浩之(Hakuju Hall支配人)