ジャコバン国際ピアノ音楽祭 2018 in 東京

2018年

①5月30日(水)

15:00開演(14:30開場)

仲道郁代 ピアノを語る ※休憩なし約1時間

全席自由1,000円(税込)

②5月30日(水)

19:00開演(18:30開場)

仲道郁代 ピアノの夕べ

全席指定6,000円(税込)

③5月31日(木)

15:00開演(14:30開場)

エマニュエル・スヴィエルチ リリカルで繊細なショパン&ラフマニノフ

全席指定3,500円(税込)

④5月31日(木)

19:30開演(19:00開場)

フィリップ・レオジェ ヨーロッパの香り高いフランス・シャンソンのスタンダード
※休憩なし約70分

全席指定3,000円(税込)

4公演セット券(限定30セット)10,800円(税込)

世界で最も美しいピアノ音楽祭がフランスから東京へやってくる!
フランス南西部にある中世のレンガ造りの街並みが美しい「薔薇色の街」トゥールーズ。13世紀ゴシック建築のジャコバン修道院を舞台に、半世紀前から世界中のピアニストに愛されてきたピアノだけの音楽祭、それが「ジャコバン国際ピアノ音楽祭」です。「ピアノでみんながひとつになる」という音楽祭のコンセプトは、とてもシンプルですが、力強いメッセージが含まれています。ピアノというひとつの楽器を通じて、音楽ジャンルも世代も超えて、演奏者と観客が心を通わせるという音楽祭の精神を日本でも展開すべく、このたび、Hakuju Hallでは、「ジャコバン国際ピアノ音楽祭 in 東京」を開催することになりました。若き才能の紹介や支援とともに、ピアノによる新たな国際交流の第一歩が、いま、はじまります。

[プログラム]

2018年5月30日(水)15:00開演

ジャコバン国際ピアノ音楽祭in 東京 オープニング記念イベント
仲道郁代 ピアノを語る


音楽祭アンバサダーをつとめるのは、トークと演奏でショパンの生涯をたどる人気シリーズ「仲道郁代 ショパンへの道」でもおなじみのピアニスト・仲道郁代。なぜピアノが生まれたのか、ピアノらしさとは何かなど、仲道がピアノの魅力の全てを語りつくします。音楽祭の楽しみが倍増すること間違いなし! 


[出演]
仲道郁代(音楽祭アンバサダー/トーク)、浦久俊彦(聞き手)


2018年5月30日(水)19:00開演

仲道郁代 ピアノの夕べ


音楽祭初日は、アンバサダー・仲道郁代のトークに続き、メインの演奏もたっぷりお楽しみいただきます。日本を代表するピアニストである仲道が音楽祭のために用意したメニューは、2017年にプロデビュー30周年を迎えた仲道の原点であり、初期の名声を高めるきっかけともなったシューマンの作品。新譜「シューマン・ファンタジー」にも収録された美しい小品「3つのロマンス」、そしてベートーヴェンを讃えて作られたソナタ風の傑作「幻想曲 ハ長調」などを取り上げます。長年の演奏活動を経て到達した仲道郁代の新境地にご期待ください! 


[出演]
仲道郁代(音楽祭アンバサダー/ピアノ)


[プログラム]
シューマン:幻想曲 ハ長調 op.17
シューマン:「3つのロマンス」 op.28より 第2番 嬰へ長調

2018年5月31日(木)15:00開演

エマニュエル・スヴィエルチ リリカルで繊細なショパン&ラフマニノフ


9歳と遅いスタートでピアノを学び始めたにもかかわらず、わずか2年後にはコンサートを開催したという逸話を持つフランス人ピアニスト、エマニュエル・スヴィエルチ。フランス国内、ヨーロッパ各国はもとより、日本、中国、ブラジルなど世界各国でリサイタルや音楽祭へ出演、オーケストラとの共演を多数重ね、フランスのTV、ラジオ各局でもおなじみの、いまフランスで最も注目を浴びている新世代のショパン弾きのひとりです。ルーツをポーランドに持つスヴィエルチの、繊細で叙情的な“ショパン”を中心に、期待高まる演奏に是非ご期待ください! 


[出演]
エマニュエル・スヴィエルチ(ピアノ)


[プログラム]
ショパン:2つのノクターン op.27
ショパン:「3つの華麗なるワルツ」 op.34より 第1番 変イ長調
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」 op.33より

2018年5月31日(木)19:30開演

フィリップ・レオジェ ヨーロッパの香り高いフランス・シャンソンのスタンダード


ジャズの名門、アメリカのバークリー音楽大学で学び、アレンジャー、プレイヤーとして国内外で活躍するフランス人ジャズ・ピアニスト、フィリップ・レオジェ。2014年リリースのソロCD「My French Standard Song Book」では「バラ色の人生」「セ・シ・ボン」などのシャンソンの名曲をジャズ・アレンジでカヴァーし、話題を呼びました。もともとヨーロッパきってのジャズ大国であるフランスには、マイルス・デイヴィスなどアメリカのジャズ・ジャイアント達もたびたび訪れ、「枯葉」などのシャンソンがジャズ・スタンダードとして取り入れられてきました。アメリカのジャズとは一味違う、レオジェの類まれな感性、静謐なタッチで表現される“シャンソン・ジャズ”。ヨーロッパの香り高い、陶酔のフレンチジャズの世界にようこそ! 


[出演]
フィリップ・レオジェ(ピアノ)


[プログラム]
ルイギ:バラ色の人生
ベティ:セ・シ・ボン
ブレル:行かないで

[プロフィール]

仲道郁代(音楽祭アンバサダー/ピアノ) Ikuyo Nakamichi, ambassador / piano

桐朋学園大学1年在学中に日本音楽コンクール第1位入賞・増沢賞を受賞。文化庁在外研修員としてミュンヘン国立音楽大学に留学。ジュネーヴ国際コンクール最高位、エリザベート王妃国際コンクール入賞を重ね、1987年ヨーロッパと日本で本格的な演奏活動を開始。これまで日本の主要オーケストラと共演する他、マゼール指揮ピッツバーグ響、バイエルン放送響、フィルハーモニア管、パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルをはじめとする海外オーケストラとの共演も数多い。デビュー30周年を機に、2018年4月から10年間にわたり、春、秋に新しいシリーズを開始する。また、ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ、モーツァルト:ピアノ・ソナタの全曲演奏会シリーズのレコーディングは、真摯な取り組みと音楽性が高く評価され、ベートーヴェンの「第30~32番」はレコード・アカデミー賞器楽曲部門を受賞。音楽を社会に還元する活動にも高い関心を持ち、子供たちと音楽との出会いの場となるプロジェクトにも取り組んでいる。ソニー・ミュージックジャパンインターナショナルと専属契約を結び、30枚を超えるCDをリリース。地域創造理事、桐朋学園大学教授、大阪音楽大学特任教授。


(C)Kiyotaka Saito

エマニュエル・スヴィエルチ(ピアノ) Emmanuelle Swiercz, piano

フランスの新世代を代表する女流ピアニスト。「ピアニスト」「クラシカ」各誌から、「フェイバリット・ピアニスト」、「もっともエキサイティングな新星アーティスト」に選ばれたエマニュエル・スヴィエルチは、ラフマニノフ、シューマン、リスト、ショパンの作品集をすでに4枚レコーディングし、日本の音楽誌「レコード芸術」特選盤、「モンド・ド・ラ・ミュージック」4つ星、「レペルトワール」9点など、音楽専門誌からの高い評価を受けた。「クラシカ」誌では「各曲が魅力的かつ魅惑的であり、活気と繊細さをあわせもっているだけでなく、楽曲の真意を完璧に理解して演奏している」と評された。9歳からピアノを学び始めたにもかかわらず、わずか2年後に最初のコンサートを開催。16歳でパリ国立高等音楽院に満場一致で合格、ミシェル・ベロフ、ドニ・パスカル、マリー=フランソワーズ・ビュケ、レオン・フライシャー、マライ・ペライア、ジェルジ・クルターグに師事。フランス・ポピュレール銀行財団、シフラ財団、ソシエテ・ジェネラル・ミュージック・スポンサーシップなどからの助成を受け、リカルド・ビニェス、マリア・カナルス・バルセロナ国際ピアノコンクールに入賞。サル・プレイエル、サル・ガヴォー、シテ・ド・ラ・ミュージックなどパリの主要コンサートホールや、ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭、ジャコバン国際ピアノ音楽祭、ランス音楽祭、ノアン・ロマンティック音楽祭などフランス各地の音楽祭に出演。アムステルダム、ベルリン、ローマ、ジュネーヴなどヨーロッパ各地をはじめ、ブラジル、日本、中国、オーストラリアなど世界各地でリサイタルを開催。ソリストとしても世界各地のオーケストラと共演している。フランスの主要ラジオ局(フランス・ミュージック、ラジオ・クラシック)や、主要テレビ局の番組(フランス2“イヴニングニュース”、クラシック音楽マガジン“ミュージック・オ・クルール”、フランス3、Mezzoなど)にも頻繁に出演している。

フィリップ・レオジェ(ピアノ) Philippe Léogé, piano

バークリー音楽院(ボストン)で学んだあと、バンドリーダー、音楽監督、ピアニスト、アレンジャーという多彩な分野で活躍。自身が創設したビッグバンド・ギャロンヌに、デヴィッド・リンクス、テレス・モンカウム、モリー・ジョンソン、ケリリー・エヴァンス、リシャール・ガリアーノ、クロード・エジー、リオネル・シュアレズなどのアーティストを招聘する。1998年、現在も芸術監督をつとめるジャズ・フェスティバルを開設。90年代には著名なフランス人歌手、バリー・ホワイトやD.D.ブリッジウォーターなどの国際的スターのために、テレビ番組やミュージックホールでのアレンジやオーケストレーションを提供する。2002年より、ピアニストとしての活動に専念する。海外ではノルウェー、スウェーデン、ドイツ、中国、韓国、フランス国内ではジャズ・イン・マルシアック、ピアノ・オン・ヴァロア、ジャズ・ア・カンヌ(ヴィラ・ドメルグ)、サヴール・ジャズ・フェスティバル、ウォルフィ・ジャズ、エスプリ・ドゥ・ピアノ・ア・ボルドー、ジャズ・ア・コニャックなどのジャズ・フェスティバルや各地の劇場でリサイタル・シリーズを開催。「Improvisualisations」(05年)、「Live at the Palais des Congrès」(07年)、「My french standards songbook」(14年)の3枚のソロ・アルバム、サクソフォニストのジャンマルク・パドヴァーニと「Angel Eyes」(10年)、「Le Chant de la Terre」(12年)の2枚のデュオ・アルバムをリリース。バロックアンサンブル“les Sacqueboutiers de Toulouse”のために「Le Jazz et la Pavane」を楽曲提供し、演奏にも参加した。14年に発表したフレンチ・シャンソンの名曲をジャズにアレンジしたソロ・アルバム「My french standards songbook」は、そのリリカルなピアノが絶賛され、「レクスプレス」「クラシカ」「ピアニスト・マガジン」など各誌で年間ベスト・ジャズCDに選出された。

企画制作:一般財団法人 欧州日本藝術財団
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本日仏交流160周年

オンライン予約

Hakuju Hallチケットセンター 電話:03-5478-8700

10:00~18:00
火~土(祝日・休館日を除く)

【DM会員先行発売】
11月18日(土)~11月24日(金)
※日・月・祝日 休み
【一般発売】
11月25日(土)~

メッセージ

世界でもっとも美しいピアノの祭典 ~ジャコバン国際ピアノ音楽祭の魅力

薔薇色の街と呼ばれるフランスの古都トゥールーズ。中世の名残を留めるキャピトル広場のレンガ造りの街並みが、夕陽に染まるとあざやかなバラ色に輝く瞬間は、息をのむ美しさだ。この街で半世紀にわたって愛されてきたピアノ音楽祭が、ヨーロッパを代表するピアノの祭典「ジャコバン国際ピアノ音楽祭」である。毎年9月、1ヶ月間にわたって開催されるこの音楽祭の特徴は、トゥールーズの歴史遺産でもある13世紀ゴシック建築の傑作、ジャコバン修道院が音楽祭の舞台になっていることだ。あざやかにライトアップされた舞台と、回廊に響き渡るピアノのとろけるような響きは、何とも形容しがたいほど美しい。世界中のピアニストが、一度はここで演奏したいと憧れる気持ちがよくわかる。ブレンデル、ペライア、アルゲリッチ、ツィメルマンなど、この音楽祭を彩ってきたのは、現代を代表する一流ピアニストたち。だが、それとともに、この音楽祭は、若きピアニストの発掘にも力を注いできた。ヨーロッパ中から集まったピアノ・ファンの声援とともに、幾多の才能がここから世界に向けて羽ばたいていった。この音楽祭が世界でもっとも美しいピアノの祭典と呼ばれる理由は、ピアノという楽器にあふれるほどの情熱を注いできた音楽祭の精神のなかにこそあるのだろう。

浦久俊彦(文筆家・文化芸術プロデューサー)

「ジャコバン国際ピアノ音楽祭」の日本でのアンバサダーを務めさせていただきますこと、光栄な事です。
「ピアノでみんながひとつになる」という音楽祭の理念は、ピアニストとして社会の中でできることは何かを探りながら30年にわたって演奏活動を続けてきた私の想いにもつながっています。
この歴史あるピアノ音楽祭が日本とヨーロッパのピアノを通じた文化交流の架け橋となることをお祈りいたします。

仲道郁代(音楽祭アンバサダー/ピアニスト)