Hakuju Hall
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白井光子&ハルトムート・ヘル リートデュオ・リサイタル/マスタークラス 白井光子&ハルトムート・ヘル リートデュオ・リサイタル/マスタークラス
公演/プログラム
<リートデュオ・リサイタル>
2010年9月29日(水)19:00開演(18:30開場)
白井&ヘルが生み出す究極のリートを、300席の贅沢な音空間で聴く
白井光子(メゾ・ソプラノ)/ハルトムート・ヘル(ピアノ)
"歌と伴奏"という概念を超え、世界最高峰の「リートデュオ」として世界各地で精力的に活動している白井光子とハルトムート・ヘル。「自由に音楽を奏でる」白井の声と、色彩感覚豊かに繰り広げられるヘルのピアノによる究極のリートデュオ。今回は、ドイツリートの中でも特に美しい旋律が魅力のシューベルトの作品をお贈りします。本当のリートは、シューベルトによって始まりました。600曲もの歌曲を書いた素晴らしく偉大な作曲家です。白井&ヘルの演奏を通して、作曲家の心、そしてその先にある詩人の心を聴き取ることができるでしょう。音と言葉が織り成す魅惑の世界は、必聴です。

◎プログラム
■シューベルト:
ギリシアの神々 D677
孤独な人 D800
月に寄せて D259
冬の夕べ D938
春に D882
ガブリエル・ザイドルの詩に寄せる歌曲より
"さすらい人の月に寄せる歌 D870""弔いの鐘 D871""野外で D880"

フリードリヒ・シュレーゲルの詩集「夕映え」に寄せる歌曲集より
"さすらい人 D649""星 D684""流れ D693""ばら D745""蝶々 D633"
夕映えの中で D799
水の上で歌う D774
マリア D658
それらがここにいたことを D775
シルヴィアに D891
 
 
<マスタークラス>
2010年9月30日(木)19:00開演(18:30開場)
“世界最高峰のデュオ”による公開マスタークラス in Hakuju!
白井光子(メゾ・ソプラノ)/ハルトムート・ヘル(ピアノ)

本公演に続き、マスタークラスを開講いたします。白井光子とハルトムート・ヘルが、演奏活動と同じように力を入れているのが後進の指導であり、「デュオとしてのリート」に重点を置いた教育をしています。欧米各地でもマスタークラスを開講し、多くの優秀な歌手がこの薫陶を受けています。
今回は、白井&ヘルのリートへの真摯な取り組みを、受講生とともに体験することが出来る絶好のチャンスです。世界的な2人が手がけるマスタークラスに期待が高まります。

■受講生&受講曲

宮西一弘(テノール/国立音楽大学大学院修士課程1年)
南家涼子(ピアノ)
シューマン:「リーダークライス 作品24」より
第5曲 わが苦悩の美しいゆりかご 
第9曲 ミルテとバラで 

千葉祐也(バリトン/国立音楽大学大学院修士課程2年)
森下唯(ピアノ)
シューベルト:「美しき水車小屋の娘 D795」より
第2曲 どこへ?
第3曲 止まれ!
第4曲 小川に寄せる感謝の言葉

山崎法子(ソプラノ/国立音楽大学大学院博士後期課程3年)
村上藍(ピアノ/国立音楽大学大学院修士課程2年)
ヴォルフ:「エドゥアルド・メーリケの詩による歌曲集」より
"私はどこに慰めを求めよう"
"飽くことなき恋"
"少年とみつばち"

 
 
チケット
2010年5月22日(土)発売開始

・ リートデュオ・リサイタル 全席指定6,000円(税込)

・ マスタークラス 全席自由3,000円(税込)
■Hakuju Hallチケットセンター Tel.03-5478-8700 10:00〜18:00 火〜土(祝日・休館日を除く)
*発売日当日は、Hakuju Hallチケットセンターでの窓口販売は行っておりません。
《オンラインチケット予約》 /
*オンラインチケット予約では、お席のご指定は承れませんので、予めご了承下さい。
■チケットぴあ Pコード予約 Tel.0570-02-9999
Pコード:リサイタル100-692|マスタークラス100-693
《@チケットぴあ》 http://t.pia.jp/
■CNプレイガイド Tel.0570-08-9990 http://www.cnplayguide.com/
 
 
プロフィール
白井光子/ハルトムート・ヘル(リートデュオ) Mitsuko Shirai/Hartmut Höll
白井光子&ハルトムート・ヘルは、1972年の結成以来、「歌と伴奏」という概念を超えた「リートデュオ」としての活動を世界各地で精力的に行なっている。後進の指導も熱心に取り組み、79年フランクフルト音楽大学、83年ケルン音楽大学、そして現在はカールスルーエ音楽大学でリート科を設立。「デュオとしてのリート」に重点を置いた教育をしており、 欧米各地でマスタークラスも開講し多くの優秀な歌手がこの薫陶を受けている。近年では国内でも公開レッスンを実施、その自由な発想に基づく指導は、学生はもとより指導者、聴衆にも大きな感動を与えた。96年、出光音楽大賞受賞。97年、ABC国際音楽賞受賞。以後、ほぼ毎年日本でのリサイタルを開催し、彼等ならではのプログラムで個性的なリートの夕べを繰り広げている。2006年5月突然白井光子がギラン・バレー症候群に罹り入院。しかし、リハビリを経て、08年2月には仏・ナントにおける「ラ・フォル・ジュルネ」に出演し、シューベルトのリート・リサイタルでカムバックを果たした。その後もヨーロッパ各地でリサイタルやマスタークラスを行ない、ますます自由な音楽で聴衆を魅了している。日本でも09年11月再びリートデュオとして日本各地で演奏、本格的に公演活動を再開している。
白井光子&ハルトムート・ヘル リートデュオ・リサイタル/マスタークラス
 
 
白井光子(メゾ・ソプラノ) Mitsuko Shirai, mezzo-soprano
長野県に生まれ、シュトゥットガルト音楽大学で学ぶ。1973年フーゴ・ヴォルフ歌曲コンクール、74年ロベルト・シューマン・コンクールをはじめ、数多くのコンクールで優勝後、国際的リート歌手として活躍。82年シューマンの生地ツヴィカウ市よりシューマン賞を受賞。室内楽、宗教曲、管弦楽曲のソリストとして、世界有数のオーケストラ、演奏家との共演も多い。また、母国での後進の指導も熱心に取り組み、カールスルーエ音楽大学で教える傍ら、日本国内でもマスタークラスに参加している。現在、国立音楽大学招聘教授。日独両国にその功績を認められており、「ひとつの場にとどまることなく、つねに前進を続ける芸術家としての資質を強く印象づけた。」(文化庁贈賞理由より抜粋)として、2005年度第56回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。08年には紫綬褒章、そして本年2月にはドイツ十字功労賞を受章している。
 
 
ハルトムート・ヘル(ピアノ) Hartmut Höll, piano
シュトウットガルト、ミュンヘン、ミラノで学ぶ。1982年から、フィッシャー=ディースカウの伴奏者として、各地の音楽祭に出演、日本公演でも伴奏を務めた。室内楽では、タベア・ツィマーマン、エドウアルト・ブルンナー、ザビーネ・マイヤーらと協演、CD録音では、白井光子のほか、ディースカウ、メニューイン、シフ、ツィマーマン等との協演が挙げられる。文学に造詣が深く、独自のアプローチによるリート研究への貢献は大きい。2007年よりカールスルーエ音楽大学学長に就任、リートのみならず音楽教育にますます熱心に取り組んでいる。また、内外での意欲的なプログラムによるコンサートを企画、主宰するほか、数多くのコンサートへの出演も続けている。
 
 
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