小山由美 メゾ・ソプラノ リサイタル

20世紀の知られざる名曲の濃密なひととき~世界が認めるメゾ・ソプラノが歌う

2018年9月22日(土)

15:00開演(14:30開場)

全席指定5,000円(税込)

バイロイト音楽祭や欧州の歌劇場で豊富な実績をもち、国内外の第一線で活躍を続けるメゾ・ソプラノ小山由美がHakuju Hallに再び登場します!2016年「ワンダフルoneアワー」に登場し、イタリア、フランス、ロシア・オペラに登場する“悪女”を巧みに歌い演じ分け、伸びやかで響く深みのある美声と圧巻の歌唱力、気品に満ちた存在感によって、人々を魅了しました。共演者には、前回も絶賛されたコレペティトゥーア・指揮者として活躍する佐藤正浩を迎え、かねてより構想を重ねてきた20世紀の作曲家たちの知られざる名曲の世界に誘います。プーランク、ラフマニノフ、ベルク、シェーンベルクの作品を麗しき歌声で聴く濃密な時間に是非ご期待ください。

[出演]

小山由美(メゾ・ソプラノ)
佐藤正浩(ピアノ)

[プログラム]

プーランク:「偽りの婚約」より 第5曲 “ヴァイオリン”
ラフマニノフ:「6つのロマンス」op.4より 第4曲 “語るな、美しい人よ”
ベルク:「4つの歌曲」op.2より 第1曲 “眠れ、目覚めることなく”
シェーンベルク:「架空の庭園の書」op.15より 第2曲 “この天国のような木立の中で”

[プロフィール]

小山由美(メゾ・ソプラノ) Yumi Koyama, mezzo-soprano

神奈川県出身。東京藝術大学卒業、及び同大学院修了。在学中よりオペラ、オラトリオ及びリートのコンサート等で活動を始め、修了後渡独。ワイマールでの「マタイ受難曲」をはじめ、ケルンにて「クリスマス・オラトリオ」、ミュンヘンにて「エリア」、ライプツィヒにて「レクイエム」等の宗教曲を、シュレスヴィッヒ=ホルスタイン音楽祭では「ドン・カルロ」エボリ公女、ザルツブルグではチャイコフスキー「イオランタ」ラウラに抜擢される。近年では、ワーグナーやR.シュトラウスのオペラをはじめ、ヤナーチェク「イェヌーファ」コステルニチカなど、わが国を代表するメゾ・ソプラノとして第一線で活躍を続けている。2008年9月第4回ロシヤ歌曲賞受賞。長年の功績が認められ、栄えある第40回(2008年度)サントリー音楽賞受賞。国内では新国立劇場開場記念公演「ローエングリン」オルトルートで大きな注目を集め、「タンホイザー」ヴェーヌス、「サロメ」ヘロディアス、「ラインの黄金」「ワルキューレ」「神々の黄昏」、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」マグダレーネ等に出演し好評を博す。03年二期会創立50年記念「カルメン」タイトル・ロールで新境地を拓き、二期会・日生劇場共催「ルル」(全3幕ツェルハ補筆完成版=日本初演)ではゲシュヴィッツ伯爵令嬢役が他を圧倒する存在感で絶賛され、05年新国立劇場「ルル」に於いても傑出した演唱を聴かせた。また、東京シティ・フィル特別公演飯守泰次郎指揮「ラインの黄金」「ワルキューレ」「ローエングリン」にも出演し、公演の成功に多大なる貢献を果たしたことも特筆に価する。以後も08年新国立劇場「サロメ」ヘロディアス、佐渡裕指揮「蝶々夫人」スズキ、日生劇場「マクロプロス家の事」題名役など注目の公演へ出演。近年では13年神奈川県民ホール・びわ湖ホール共同制作「ワルキューレ」フリッカ、日生劇場50周年記念公演ライマン作曲「リア」ゴネリル、14年東京芸術劇場「ドン・カルロ」エボリ公女、16年神奈川県民ホール他での「さまよえるオランダ人」マリー、17年びわ湖ホール「ラインの黄金」、18年同「ワルキューレ」いずれもフリッカ等で健在ぶりを示している。海外では、シノーポリ指揮「ワルキューレ」ロスヴァイセでローマ歌劇場に、またバイロイト音楽祭には04年のシーズンで5年連続出演、金字塔を打ち立て国際的評価を得た。06年6月にはケムニッツ歌劇場(ドイツ)公演「ローエングリン」(プレミエ)のオルトルートで出演した。歌曲の分野でも、ベルリンをはじめ、ドイツ主要都市等の他、サンクト・ペテルブルクにてチャイコフスキー、ムソルグスキー等の歌曲によるリサイタルで好評を博す。現代音楽においてはアメリカ・ニューハンプシャー音楽祭、パリ・フランス放送局プレゾンス祭、ドイツ・ダルムシュタット音楽祭、その他多数のラジオ、テレビへの出演や録音を手がけ、幅広い演奏活動を行っている。他にも、デュトワ指揮NHK交響楽団ロッシーニ「スターバト・マーテル」での表情豊かな歌唱や、準・メルクル指揮「第九」、チョン・ミョンフン指揮東京フィルハーモニー交響楽団マーラー「交響曲第2番復活」などで高い評価を得、コンサートの分野でも第一人者としての評価を確立。「NHKニューイヤーオペラ・コンサート」でも存在感ある歌唱が評価を得た。CDは、07年3人の歌手によるイタリア歌曲集を、13年には待望のソロ・アルバム「憧れを知る者のみが...ロシア歌曲集」(いずれもフォンテック)をリリース。ドイツ・シュトゥットガルト在住。二期会会員。


(C)堀田力丸

佐藤正浩(ピアノ) Masahiro Sato, piano

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。ジュリアード音楽院ピアノ伴奏科修士過程修了。1993年、サンフランシスコ・オペラのオーディションに合格、専属ピアニストとして活躍を始める。95年、指揮者ケント・ナガノの招きでフランス・リヨン国立歌劇場の首席コレペティトールとなり、ナガノ氏のもと2つの世界初演を含む数多くのプロダクションの成功に導く。また、チョン・ミョンフン、ゲルギエフ等のアシスタントとしてパリ・シャトレ座、ラヴェンナ音楽祭、ウィーン芸術週間などで活躍。指揮をペーター・エトヴォシュ、ディエゴ・マソンに師事する。99年、イギリス・ダーティントン音楽祭において「イドメネオ」を指揮しデビュー、翌2000年にも同音楽祭で「ナクソス島のアリアドネ」に招かれ、また新国立劇場で「オルフェオとエウリディーチェ」を指揮し日本デビューを果たし脚光を浴びる。近年では日生劇場「泣いた赤鬼」「カルメン」、新国立劇場「トスカ」、藤原歌劇団/文化庁公演の「愛の妙薬」、また東京オペラ・プロデュース公演「放蕩者のなりゆき」(ストラヴィンスキー)を指揮し、「音楽現代」紙上で“私が注目する指揮者たち”の一人に挙げられる。大阪いずみホールで「ランスへの旅」を、東京室内歌劇場でプーランク「人間の声」、マスネ「マノンの肖像」を、ひろしまオペラ・ルネッサンスでプーランク「カルメル会修道女の対話」を指揮、卓越したフランスオペラの解釈を評価される。東京芸術劇場主催のコンサートオペラシリーズでは「ドン・カルロス」(仏語版日本初演)「サムソンとデリラ」、「真珠とり」を取り上げ、上演機会の少ない作品に新たな光をあてる。藤原歌劇団には「仮面舞踏会」で本公演デビュー以来、「椿姫」、「セビリアの理髪師」と続けて出演し、来年は新演出「椿姫」が予定されている。12年佐川吉男賞を受賞したオペラ「白虎」は、今年7月に再演の予定。これまでに読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、大阪センチュリー交響楽団等を指揮、また自身のオーケストラ、ザ・オペラ・バンド、Orchestre“Les Champs-Lyrics”を設立し活動する。愛知県立芸術大学、昭和音楽大学講師、慶応義塾ワグネル・ソサィティー男声合唱団常任指揮者。

オンライン予約

Hakuju Hallチケットセンター 電話:03-5478-8700

10:00~18:00
火~土(祝日・休館日を除く)

【DM会員先行発売】
5月12日(土)~5月18日(金)
※日・月・祝日 休み
【一般発売】
5月19日(土)~