原田英代 ピアノ・リサイタル 第2回 「葛藤」

国際的に活躍する真の実力派ピアニストが贈る“人間ドラマと音楽”

2018年3月2日(金)

19:00開演(18:30開場)

全席指定4,500円(税込)
「リサイタル」「レクチャー&マスタークラス」セット券: 6,000円(税込)
※限定50セット [リサイタルは指定席、レクチャー&マスタークラスは自由席]
(セット券はHakuju Hallチケットセンターお電話のみの取り扱いとなります。)

ロシアの巨匠メルジャーノフの薫陶を受け、ジュネーブ国際コンクール最高位、シューベルト国際ピアノコンクール優勝など輝かしい受賞歴を誇り、ドイツを拠点に欧州で活躍を続けるロシア・ピアニズムの継承者、原田英代
「この小柄で華奢な日本人ピアニストは本当に見事な“野獣の手”を持つのではないかと思わせた」と現地の新聞が評するように、繊細でありながらも壮大なスケールと豊かなドラマ性をあわせもつ原田が、その演奏で“人間ドラマと音楽”をたどる人気シリーズ。

第2回目のテーマは「葛藤」。ロシア音楽の発展に深いかかわりを持つドイツ音楽からベートーヴェン、シューマンの作品、そしてロシア音楽からはメトネルとラフマニノフの作品を、原田の渾身の演奏で聴いていただきます。

[出演]

原田英代(ピアノ)

[プログラム]

第2回 <葛藤>

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8番 ハ短調 op.13 「悲愴」
シューマン:交響的練習曲 op.13
メトネル:忘れられた調べ 第1集 op.38より 第1曲 回想ソナタ

ラフマニノフ:幻想的小品集 op.3より
第1曲 悲歌 変ホ短調/第3曲 メロディ ホ短調/第4曲 道化師 嬰ヘ短調

ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」op.33より 第8番 ト短調/第9番 嬰ハ短調
ラフマニノフ:前奏曲集 op.23より 第6番 変ホ長調/第5番 ト短調

[プロフィール]

原田英代(ピアノ) Hideyo Harada, piano

井口愛子、弘中孝の各氏に師事し、東京藝術大学および同大学院にて松浦豊明氏に師事。その後渡欧し、シュトゥットガルト国立音楽大学とウィーン国立音楽大学で学び、モスクワ音楽院のヴィクトール・メルジャーノフ教授の下で研鑚を積む。1984年ジュネーヴ国際コンクール最高位、91年シューベルト国際ピアノ・コンクール第1位、93年モスクワにおける第1回ラフマニノフ国際ピアノ・コンクールで旧西側参加者の中で唯一入賞を果たす。これまでに、NHK響、読売日響、日本フィル、新日本フィル、広島響、スイス・ロマンド管、WDRケルン放響、南西ドイツ・フィル、ジョルジュ・エネスコ・フィル、チェコ・ナショナル響などのオーケストラと、マルチェロ・ヴィオッティ、クリスティアン・アルミンク、ウラディーミル・ヴァーレック、尾高忠明、小泉和裕、円光寺雅彦、本名徹二などの指揮者と共演。また室内楽では、ボロディン弦楽四重奏団、堀正文、ラティツァ・ホンダ=ローゼンベルク、ミハイル・シモニアン(ヴァイオリン)、イェンス=ペーター・マインツ(チェロ)、ローマン・トレーケル(バリトン)等と共演している。また、ラインガウ、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン、ベートーヴェン、ルートヴィクスブルク、メクレンブルク・フォアポンメルンなどの主要音楽祭に定期的に出演するほか、ドイツを代表する俳優たちとの朗読付きコンサートは各地で高い評価を獲得している。録音はアウディーテ・レーベルより、「グリーグ:抒情小曲集より」、「チャイコフスキー:「四季」、ラフマニノフ:コレルリの主題による変奏曲」、「シューマン:幻想曲 ハ長調/クライスレリアーナ/アラベスク」、「シューベルト:さすらい人幻想曲/ピアノ・ソナタ 第21番」、フォンテックより「プレイズ・ショパン&スクリャービン」等、多数リリース。世界各国の専門誌や新聞各紙で高い評価を獲得している。2012年、明治神宮での明治天皇百年祭にて奉納演奏を行った。99年中国電力協賛第5回エネルギア音楽賞、01年山口県芸術文化振興奨励賞受賞。01~05年秋吉台音楽ゼミナール音楽監督。近年は国際コンクールの審査員を務めるほか、ドイツとギリシャでマスタークラスを定期的に開催する。14年、みすず書房より「ロシア・ピアニズムの贈り物」を出版。ロシア・ピアニズムの継承者としてレクチャーコンサートにも精力的に取り組んでおり、深い見識と身体論を交えた独自の音楽論を展開し注目されている。


(C)Uwe Arens

オンライン予約

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10:00~18:00
火~土(祝日・休館日を除く)

【DM会員先行発売】
11月18日(土)~11月24日(金)
※日・月・祝日 休み
【一般発売】
11月25日(土)~

メッセージ

ロシア音楽を軸に、その発展に深く関わったドイツ音楽を交えてリサイタルを行います。ロシアはドイツを中心とした西欧諸国の助けをかりて近代化を図りましたが、音楽もその流れの中にありました。チャイコフスキーはドイツの音楽理論とロシアの精神性を融合させ、世界に通用するロシア音楽を誕生させました。彼は、作曲とは音楽言語によって自分の感情や気分を吐露する行為であり、そしてすべての音楽が大なり小なりテーマをもつと考えていました。
ロシアではこうした音楽のとらえ方が他国の作曲家の作品を演奏する際にも表れます。また多くのロシアの音楽家は演奏において表現が明確であることを大切にし、表現したい内容に感情の焦点を合わせようとしてきました。彼らにとって音楽とは、さまざまな生のかたちを学ぶことができる舞台であるのです。
このシリーズでは毎回、テーマを選んで、人間のさまざまな生のかたちをたどります。

【テーマ】
第1回 さすらい
第2回 葛藤
第3回 変容
第4回 統一
第5回 光

原田 英代